店主のひとりごと

 

  • 2015年09月15日(火)08時53分

再びハト

7月末、庭の木に鳩が巣作りを始めたんだけど、台風が来た頃から鳴き声が聴こえなくなった。野生の鳩にはちょっとした思いがあるのだ。

まだ勝浦に住んでいたころ、娘が野生のキジバトの雛を拾ってきたので、何とかしようということで納屋に鳥小屋を作って育てることにした。
少し大きくなったころから、飛ぶ訓練をしようと納屋の中では放し飼いにし、飛べるようになった頃を見計らって納屋を開放したら飛んで行った。
翌年のこと、娘が「ヒヨが帰ってきた」と叫んでいる。見てみるとつがいの鳩が家の軒下に巣をかけようとしていた。
これは、とても嬉しかった思い出。

話は元に戻るが、8月になって庭の木からではないのだけど、どこからか鳩の鳴き声が聴こえるようになった。
日によって聴こえてくる方向が違い、お隣?裏のお宅?そんなに近くではないけどどこかに巣を作ったんだろうと思っていた。
で、ここ数日は鳴き声が近くなって頻繁に聴こえるようになった。

昨日、2階のベランダから庭木を見ていたら一羽は電線にとまって見張っているような様子、一羽は我が家の木にじっととまっている。
ひょっとして、と思いながら見ていると、木の中に僅かなスペースだけど巣が見えた。まだ卵は見えないけど、巣作りをしているのだ。
ちょっとした感激。ここで雛が育ってくれれば嬉しいのだけど。

問題は、我が家は11月に庭木の剪定をやることが決まっているのでその前に産卵そして巣立ちまでいけるかな~?
もし雛が生まれて生育途中だったら剪定は来年まで持ち越しにしよう。
(鳩を刺激すると巣を放棄する可能性があるので写真は撮らないことに)

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  • 2015年09月11日(金)08時49分

電話のベルが

今年はお盆あたりから暑さが和らいで9月になったらそのまま秋、夜が来るのが早くなった。

数日前の7時ころ、TVでホークスの試合を見ていたら電話のベルが鳴った。我が家の電話ではないのでご近所の音がうちまで届いているんだろうと思ってその時はあまり気にかけなかった。で、こちらは野球中継に一生懸命なんだけど、それにしても長い、1時間ほど経ってもまだ鳴っている。

「なんかおかしい?」と思って外に出てみることにした。結構暗くなっている。
歩いて1~2分のところに小さな公園があり近くまで行ってみると、なんと電話のベルではなくて虫の声があっちから鳴り響いているのではないか。

「鈴虫の求愛?」
公園に立ってみると、あっちの鈴虫がリーンと鳴ったらこっちの鈴虫がリーンと答える、で、また違う方向からリーン、それが延々と続いて、何匹泣いているのか見当もつかないようなリーンが・・・まさに音のパノラマ。見事な立体音場が出来上がっている。
たくさんの鈴虫の鳴き声が家の中では連続音に聴こえて電話のベルと聴き間違えてしまったようだ。

それにしても綺麗な音、オーディオでは到底こんな自然な音は出せないな~。
この美しい高音を我が家のシステムで出せたらいいのに。
決めた、綺麗な高音に挑戦してみよう。

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  • 2015年07月24日(金)08時14分

「杜の会in白馬 ’15秋」のお誘い

梅雨明けの日本列島はやはり暑い。冷房設備を持たぬ身の上ではアンプに火を入れる気力も萎え、深夜ようやく涼気が身の回りを覆った頃、寝床に入るまでの僅かな時間ターンテーブルの上にオリジを廻す・・・そんな季節に突入しました。
暑さも去った頃、涼気の中に一抹の寒気すら感じさせる彼の地で存分に音楽三昧に浸りたい・・・「そうだ!白馬へ行こう。」
期待に違わぬ盛り上がりを見せた記念すべき第10回の昨年から一年。やはりこの時期これが無くっちゃ!・・・そんな貴方に今年も音楽三昧に浸れる恒例のひとときを提供いたします。

という訳で「杜の会 in 白馬 ’15秋」下記のとおりご案内申し上げます。久しぶりの面々と気のおけない会話と良い酒と旨い食事と音楽と。お待ちしております。

・日時: 2015年10月3日(土)
・場所: ペンション洗濯船
長野県北安曇郡白馬村大字北城3020-1109
Tel: 0261-75-1066
Fax::0261-75-1067
e-mail: p-info@sentakusen.info

・スケジュール PM3:00頃スタート
<第一部>
冒頭挨拶: Duke
歓迎の言葉: 洗濯船M
トーク: ひとり1曲 「酔う前に聴いて欲しいこの1曲」
  
<夕食・宴会> 

<第二部>
レコードタイム: 「ほろ酔いの貴方に捧げるこの1曲」
オークション: 「今年もやってまいりましたこのひと時。安く出します出させます。札束舞います。」
リスニングタイム


各自就寝

翌日AM8:00頃朝食 清算
解散

=連絡事項=

◎持ち物:お聴かせ用レコード(特に枚数制限はしませんので各自の判断で)オークション用レコード・オーディオ製品
(出品は自由です。特に数量制限はありません)
寝間着・洗面具
(歯ブラシ等はペンション備え付けもありますがなるべくご持参下さい)
     
◎精算金 
1泊2食¥7,700(税込み)+α(酒代等)
おつりの関係がありますので細かいお金も準備していただくと幸いです。
なお、カードによる清算はできませんのでよろしくお願いします

◎入浴は24時間OKです

◎参加申し込みについて:  
参加ご希望の方はSPUまでメールにてご連絡下さい。
e-mail: al-owa@polka.plala.or.jp
どなたでも参加できます。初めての方も大歓迎です。お気軽にどうぞ。

写真左上:五竜岳とパラグライダー
写真右上:大出の吊り橋と白馬三山
写真下:洗濯船の吊り看板

アップロードファイル 120-1.jpgアップロードファイル 120-2.jpgアップロードファイル 120-3.jpg

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  • 2015年04月12日(日)09時26分

「ヨイトマケの唄」その後

3月12日の「今週の一枚」に選んだ「ヨイトマケの唄」は出して30分も経たないうちに売れましたが、かなり珍しいレコードだったためご注文が殺到しました。
でも、中古レコードは一枚ものですから、最初にご注文頂いた方のお買い上げということになります。

で、昨日そのお客様からメールが。
「先日お世話になったヨイトマケを美輪さん本人に差し上げたところ大変に喜んでいらっしゃいました」
「え~!」
偶然のことですがこんなこともあるものです。鳥肌が立ちました。
きっとレコードが三輪さんのところへ行きたかった。
そう思うと・・・感激!

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  • 2015年03月13日(金)08時48分

丸山明宏/ヨイトマケの唄

小学生の頃だったかな、新築の家が建つときに地面を固める作業をやっているところをよく見かけた。かなりの人数のおじさん、おばさんがやぐらを組んで大きな丸太をロープで引っ張って高いところまで持ち上げてそのあと地面に叩きつけるのだ。これを地つきと呼んでいた。そのときの掛け声は「エ~イト・エイト、エ~イト・エイト、肩のこりにはサロンパス、ち○ぽのこりには石○○」とか卑猥なセリフが次から次に出てきて、おじさんやおばさんは楽しそうにやっていた。その掛け声が面白いのでいつも見ていた記憶がある。

丸山明宏(現在は美輪明宏)さんが歌った「ヨイトマケの唄」はそんな仕事をしていたお母さんの話で、貧乏、いじめ、それを乗り越えてエンジニアになった男の話で、ずっと私の記憶に残っている歌だった。数年前TV番組で米良美一さんが歌ったのが凄く感動的で「いい歌だな~」思ったこともある。

ただ、この歌の古い記憶はあるものの、丸山明宏さんが歌うのはTVとかラジオではあまり聴いたことがなかった。それはこの歌が発売されて間もなくニッポン民間放送連盟によって放送禁止曲に指定され、NHKを除くTVやラジオではかなり長い間放送されなかったからである。私の記憶はNHKラジオからのものだったのだろう。

再び見直されたのは1990年代後半、泉谷しげるさんや桑田佳祐さんがカバーをしてからのことであり、おおよそ30年くらい蓋をされていた曲なのだ。理由はセリフの中に「土方」「ヨイトマケ」「やくざ」などの言葉が出てくるかららしいが、私は「どこが問題なの?」と言たくなる。丸山明宏さんはいち早く同性愛者ということを公表しているのでその辺を問題にしたのではないだろうかと勘繰りたくなる。

今でこそ性同一障害というものが一般的に知られてきて、社会的な理解も少しはあるようだが、1960年代という時代にはそういうこと自体が知られていなかったのだ。ただ、もし音楽の場面にこのことが判断材料とされたのであればとても残念なことである。

1965年に発売されたシングル盤は40万枚のヒットとなり、今回紹介するものは翌年発売されたLPである。聴いてみると凄い!6分間金縛りにあったようになってしまった。小学生のときに見たことがあるシーンがまざまざと蘇ってくる・・・丸山さんの表現力というか叫びが私の心をかき乱してしまうのだ。歌の持っている力というものを見せつけられた。国内盤でも60年代のものには音的に素晴らしいものがあるとは知っていたが、正直ここまでとは思わなかった。曲想、歌詞、歌手の力量、そして音質が備わったレコードが日本にもあるのだ。

2015年3月12日の今週の一枚
丸山明宏/ヨイトマケの唄

アップロードファイル 118-1.jpg

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