今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <Track Title>
A My Favorite Things
 Bass - Jimmy Garrison
 Drums - Roy Haynes
 Piano - McCoy Tyner
 Tenor Saxophone - John Coltrane
B1 I Want To Talk About You
 Bass - Jimmy Garrison
 Drums - Roy Haynes
 Piano - McCoy Tyner
 Tenor Saxophone - John Coltrane
B2 Selflessness
 Bass - Jimmy Garrison
 Bass Clarinet, Bass - Donald Garrett
 Drums - Elvin Jones
 Drums, Percussion - Frank Butler
 Percussion - Juno Lewis
 Piano - McCoy Tyner
 Tenor Saxophone - John Coltrane, Pharoah Sanders
 
インパルスに移籍した後のジョン・コルトレーンの活躍はめざましかった。ビッグバンドとの共演「アフリカ・ブラス」に始まり、伝説の「ライブ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード」、代表作「バラード」、デューク・エリントンやジョニー・ハートマンとの共演、神の領域に近づいた「至上の愛」そしてフリー・ジャズへ突入した「アセンション」ととどまるところを知らない快進撃である。
絶頂と思われていたコルトレーンは1967年7月17日、肝臓がんで亡くなった。よく考えてみると、初リーダー作は1957年なので、実際にコルトレーンがリーダーとして活躍したのはほぼ10年なのである。サイドマン時代を含めても10数年なのである。他の巨人たち、マイルス・デイヴィス、デューク・エリントン、ソニー・ロリンズなどと比較してもかなり活躍した期間はかなり短いのだ。
コルトレーンの死後、インパルスは次々と未発表テイクをレコード化していった。
その中の一枚が本作で、2曲は1963年7月7日、ニューポート・ジャズフェスでの演奏であり、レギュラーカルテットのうちエルヴィン・ジョーンズが体調不良で出られなかったためロイ・ヘインズが代役を努めている。圧巻は17分にも及ぶ「マイ・フェイヴァリット・・・」コルトレーンがテナーサックス及びソプラノサックスを使い縦横無尽なソロを展開する。コルトレーンは同曲を何度もレコーディングしているがこれほど鮮烈な演奏は他にはない。
1963年といえばジョニー・ハートマンとの共演の年である。ハートマンのときはヴォーカルに寄り添うようにハートフルな演奏だが、本作での演奏はちょっと言葉では言い表せないほどエネルギッシュなのである。ヴォーカルとの共演ということを差し引いても、レコーディングとライブではやっていることが違っていたのが容易に想像できる。
そしてコルトレーンは亡くなるまでジャズを牽引し、神の領域へと上り詰めていくのである。
亡くなった後に発売されたアルバムでは「サン・シップ」、「オム」も私のフェイヴァリットだ。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 57198
Artist/Group John Coltrane
Title Selflessness
Price \16,500
Country USA
Company Impulse
Prefix AS 9161
Issue Year 1969
Media 12" LP
Recording Stereo
Label Red & black lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition EX-/VG++
Vinyl Condition VG++
Cover GF/CJ
Sound Grade Recommended