今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <Tracklist>
A1 Back To The Topics
A2 Aconteceu
A3 Velhos Tempos
A4 Samba De Orfeu
B1 Un Dia
B2 Meci Bon Dieu
B3 In Martinique

<Personnel>
Bass - Lawrence Gales
Congas - Potato Valdez
Drums - Willie Bobo
Guitar - Chauncey "Lord" Westbrook, Kenny Burrell
Shekere - Garvin Masseaux
Tenor Saxophone - Charlie Rouse
 
セロニアス・モンクのグループには有力なテナーサックス奏者が常に在籍していた。ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーン、ジョニー・グリフィンそして今回紹介するチャーリー・ラウズである。モンク・カルテットでの存在は他の3人と比較してもあまり個性的とは言えないものの、ラウズのカルテット在籍は何と20年にも及んでいる。そう、ラウズが最も長いのである。つまり、モンクが最も好んだテナー奏者はラウズ、ということになるだろう。
モンク・カルテット以外での自身のリーダー作と言えばすぐに思い出すのだ「ヤー!」だ。「ラウズにはこんなに凄い歌心を」持っていたのか」ビックリさせられる名演である。それにもう一枚、ブルーノート盤があるが、今回のこちらはあまり知られていない。
1962年のレコーディングで、タイトルからもお分かりのように全編ボサノヴァ演奏。同年、スタン・ゲッツとチャーリー・バードがボサノヴァを持ち込んで大ヒットし、コールマン・ホーキンス、デイブ・ブルーベック、アイク・ケベックほか色んなジャズメンがボサノヴァを演奏した時期だった。
メンバーはギターがケニー・バレルともう1名、ベースそしてウィー・ボボほかのパーカッションが3名という、まさにボサノヴァ専用の人選である。
聴いてみるとゲッツのボサノヴァとは全く違う。ゲッツはソフト・ムード、ラウズはハードボイルドなのだ。バレルのギターも切れのある演奏で盛り上げている。
チャーリー・ラウズ渾身の一枚!

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 60591
Artist/Group Charlie Rouse
Title Bossa Nova Bacchanal
Price(Incl. Tax) \63,800
Country USA
Company Blue Note
Prefix BST 84119
Issue Year 1963
Media 12" LP
Recording Stereo
Label Blue & white lbl w/ "NEW YORK, USA" adress on lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer Rudy Van Gelder
Mastering Engineer
Cover Condition VG++/VG+
Vinyl Condition VG++/VG+
Cover CJ
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