店主のひとりごと

 

  • 2010年09月30日(木)20時14分

Eminent Technology ET-2 (No.5)

シンメイさん宅の溢れんばかりの色気に圧倒されながら取材は終わった。(Stan Getz / Getz Au Go Goでのアストラッド・ジルベルトがほのかなお色気を振りまきながら歌っていたCorcovadoがとっても印象に残った)
ま、私の場合は山本巨匠の取材を眺めながら「あ~だ、こ~だ」と言っていればいいわけだが。

5時過ぎに匠宅に到着。
既にLP12にEminent ET-2が取り付けてあるって、それを見た巨匠が「見事に収まっているじゃないですか」とおっしゃる。
よく眺めてみると、ルックスはOK!・・・というかこれほど上手い具合に収まるとは思っていなかった。問題は音である。
匠のシステムに繋いで聞いてみると「なかなかいい」。
問題ないのでは?

それから約2時間かけて、匠が残りのVPIにAlito II&Grado Monoカートリッジを取り付けてくれた。こちらもルックス、音共にかなりいい線をいっている。

その日は完成した2台のプレーヤーを車に積んで巨匠と一緒に福岡まで帰った。

よくあんな短時間(6時間ほど)で2台のプレーヤー&アームの交換が出来たと、佐藤匠の仕事ぶりには感心した。

アップロードファイル 8-1.jpg

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  • 2010年09月28日(火)08時36分

ソフトバンクホークス、奇跡の逆転優勝ありがとうセール!

待ちに待った歓喜の瞬間を味わいました。7年ぶりのソフトバンクホークス優勝、お
めでとうございます。秋山監督が仙台の空に舞って、喜びと涙の優勝です。

10日前、ロッテ三連戦で負け越して西部との差が3.5ゲームになったときは「また今
年もか」と正直なところ諦めました。シーズン中も首位に立ったと思うとボロ負けして、
首位から陥落、何度こんなことがあったでしょうか。でも、中継ぎ陣がしっかりゲーム
を作って、負け試合をひっくり返す・・・このパターンが何度もありました。ホークスの
MVPは誰が獲ってもおかしくないほど全員が頑張ってくれました。

「最後まで諦めないで」・・・ホークスナインが私たちに教えてくれたような・・・元気を
もらった今年のパリーグ・ペナントレースでした。

ホークスファンでない方にも喜びを味わって頂こうと
「ソフトバンクホークス、奇跡の逆転優勝ありがとうセール!」を行います。

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  • 2010年09月27日(月)20時36分

Eminent Technology ET-2 (No.4)

ルックスの問題があった。
オーディオは見た目が凄く重要なのだ。どんなにいい音を出してもルックスが良くなかったら意味がない。
(ルックスは音にも影響する)

サイズが違うアームボードにリニアトラッキングアームを取り付ける場合、斜めに取り付けるやり方もあるのだが、出来れば直角に取り付けたい。
諸々の不安が交錯して、決心した。「ダメなら元に戻せばいいや」
取り付けはもちろん匠にお願いした。

匠と打ち合わせ「余ったVPIはどうしましょう?」
「LINNのアームと組み合わせてはどうですか」
「そうか、VPI+LINN Akito II にGrado モノカートリッジを付けたらいいのだ」

7月上旬、山本巨匠が熊本のシンメイさんを取材するということで、私は運転手として一緒にいくことになり、そのときに匠にプレーヤー、アーム、カートリッジ一式、じゃなかった二組を預けることにした。



山本巨匠をシンメイさん宅に降ろして、とりあえず匠宅にプレーヤー、アームそのほかを届けたのが午後1時過ぎ、すぐ引き返してシンメイさん宅に到着。
20畳ほどあるリビングにマーチンローガンCLS I が堂々の構えを見せている。
シンメイさん、巨匠そして私でああだこうだ言っているところに何故かPSYさんが見えた。
詳しくはAnalog 29号に紹介してあるので省くが、凄いハイレベルの音が出ていた。色気が違う、あんなスケベな音はシンメイさんならではなのだ。

そうこうするうちに匠から電話
「もうすぐ出来ますので、終わったら来てください」

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  • 2010年09月23日(木)17時09分

Eminent Technology ET-2 (No.3)

Sotaをどうやって手に入れよう?
中古を探すのかアメリカから新品を取るか、方法は二通りある。数日間考えてみたが、10年以上前には取り扱っていたお店が全国でも何件かあって、目新しいものではない。他のプレーヤーにEminentを載せるにしても、対象になる機種は日本で手に入るものといえば、VPIないしはOracleの二機種しか思いつかない。

悶々の日々が続いたがある日、昨年、匠とHW-19 MK.4の問題点を話しているときに「LP 12に取り付けるという手もありますよ」と匠が話していたことを思いだした。そして、LP 12に取り付けるのであれば、アームボードが必要になるということで、加工してないアームボードを既に購入していることまで思い出した。

「LP 12+ET-2の組み合わせでいこう、今の音より上のレベルになるはず」
ただ不安な点もいくつかある。
LP 12はSotaやHW-19 MK.4に比べてかなりサイズが小さいので上手い具合に取り付けられるのか?
ET-2はベース部分がセンターよりかなり右にあるので、バランスが取れるのだろうか?
LP 12のフローティングが活かせるようなセッティングが出来るのだろうか?

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  • 2010年09月21日(火)21時00分

Eminent Technology ET-2 (No. 2)

4月の終わりころ、お客様から「プレーヤーはSota、トーンアームはEminent Technologyのリニアトラッキングアームの組み合わせを探して欲しい」、との依頼があった。
どちらも国内では販売していないので中古を探すことにして、何と数日後に「売りたい」と言う方が現れたのだ。
偶然もいいところ、私もちょっとビックリ!で、中古品の場合はコンディションが大事だからということで、我が家で鳴らすことになり、Sota、とEminentにカートリッジはいつも使っているZYXを取り付けて暫く様子を見ることにした。

いつものWillie Nelson / Stardustで試聴。これはひょっとしてVPI HW-19 MK.4とEminentの組み合わせよりもいいんじゃない?重心が低い、中低域に厚みがある、暖かい音、でも切れ込みはVPIのほうがあるかな?それから暫くの間うちで鳴らしてみることにした。
ある日、山本巨匠がいらしたときにかけたら「低域がバッチリではないですか」とおっしゃる。「でも、VPIとの組み合わせのほうが優れている部分もあるのよ」内心では思ったが、巨匠の指摘はズバリなのだ。

その後、Sota + Eminent Technologyはめでたくお客様宅に収まったわけだが、収まらないのはこちらである。「あの音が耳から離れない、どうしよう」・・・より、レベルの高い音を聴いてしまったために、元の音では満足出来なくなってしまった。
そういえば、Sota + Eminent Technologyの組み合わせは少し前なら定番の組み合わせだったのだが、成り行きでVPI HW-19 MK.4とEminentを選んでそれなりに満足していたのだが。

あの音を手に入れるには中古を探すしかないのだが、どうすべえ!!

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