店主のひとりごと

 

  • 2013年09月21日(土)14時59分

今週の一枚に出来なかったエリントン

お客様がいらしたとき、リクエストがあればそれをかけるがない場合は私が適当に選んでかけている。だいたい私の好きなレコードをかける場合が多い。
福岡市のY根さんがいらしたとき、ジャズの音のいいものを何枚かかけて最後にまだリストに出していなかった”Duke Ellington / Masterpieces by Ellington”をかけた。

レコードをかけるときは私の説明が入ることが多い。
それまで78回転のSP盤オンリーだったレコードは、1948年ころ33.1/3回転のLPが開発され、米国Columbiaから発売された。初期は10インチだったが50年ころに12インチも発売されている。以後10インチ盤と12インチ盤は共存し、1956年ころ12インチオンリーになっていく。
LPレコードの開発によってそれまで3分間と限られていた演奏時間が時間の制約を受けずに演奏できるようになり、デューク・エリントンがそのことを喜んで受け入れた一人だったことは容易に想像できる。エリントンは1930年代既に”Reminiscing in Tempo”という6分以上の曲をSP盤2枚、4パートに分けて録音している。つまり12分以上の演奏をレコーディングしているのである。そして、エリントン最初の12インチLPがこの” Masterpieces by Ellington”なのだ。

最初の曲はエリントンが生涯最も多く演奏したであろうと思われる”Mood Indigo”。ピアノのイントロからいつものハーモニーによるテーマ、そしてラッセル・プロコープ、ジョニー・ホッジス、レイ・ナンス、ポール・ゴンザルヴェスそしてイヴォンヌのヴォーカルとソロが続く。特にホッジスのアルトサックス・ソロの場面でY根さんは感激していたようである。また、ローレンス・ブラウンによるワウワウ・ミュートが入るところも凄かった。(1930年ころに、エリントン楽団のメンバーであるバッバー・マイリーやジョー・トリッキーサム・ナントンなどによって開発された奏法で、ミュートには便所掃除用のラバー・カップを使っている)

「12インチLPとしては最初期のレコードなのに何故こんな音が入っているんでしょう?」
「当時、既に録音技術は確立されていたのでは?」
「ベースの音なんかもしっかり入っていますね」
とか話しているとY根さん、
「プライスカードが付いていませんが、売り物ですか?」
「次々回の新着に出す予定でまだ価格は付けていないんです」
「いただきますのでお願いします」
今週の一枚にする予定だったが、結局Y根さんところへ行くことになった。

先週K藤さんがご夫婦で見えた時のも同じパターンで、かけなければいいものをかけてしまった。
「すいません、もう売れていまして」

一昨日、別のお客さまも、
「すいません、もう売れていまして」

昨日新着情報を更新したけど、結局リストには載せることが出来ずY根さんへ。

Duke Ellington / Masterpieces by Ellington
Columbia ML 4418

(Side 1)
1. Mood Indigo
2. Sophisticated Lady

(Side 2)
1. Tattoode Bride
2. Solitude

(Personnel)
Duke Ellington(p), Wendell Marshall(b), Sonny Greer(ds), Yvonne(vo)
Russel Procope, Paul Gonzalves, Johnny Hodges, Jimmy Hamilton(reed)
Nelson Williams, Andrew Ford, Harold Baker, Ray Nance, William Anderson, Mercer Ellington(tp)
Quentin Jackson, Lawrence Brown, Turee Glenn(tb)

アップロードファイル 82-1.jpgアップロードファイル 82-2.jpg

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  • 2013年08月18日(日)09時13分

老人会

先ほど不燃物の回収で公園に段ボールや空き瓶などを持っていった。
そこに私たちの隣保組長さんがいらして、
「新納さんはおいくつですか?」とおっしゃる。
「66です。」
「あ、それで分かった。老人会の名簿に載っていなかったものですから。」
「いくつから老人会には入るんですか?」
「70歳からです。この組には2人名簿に載っていない方がいるんです。」



70になっても老人会に入るつもりはないんだけどな~。
いくつになっても現役!

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  • 2013年08月15日(木)16時28分

「杜の会in白馬 ’13秋」のお誘い

何なんでしょう!今年の夏の暑さったら!!高知の四万十市では40度越え!?日本中が沸騰しているかのごとくの日々。エアコンなしのリスニングルームではアンプの熱に大汗かきつつアナログ三昧。こうなりゃ最早趣味ではなく拷問か!?・・・オーディオマニアってひょっとして・・・
そんなこんなでお嘆きの諸兄、お待たせしました。熱帯夜とは無縁の信州・白馬より、音楽三昧に浸れる恒例のひとときを今年もご提供いたします。
という訳で「杜の会 in 白馬 ’13秋」下記のとおりご案内申し上げます。久しぶりの面々と気のおけない会話と良い酒と旨い食事と音楽と。お待ちしております。

・日時 平成25年10月5日(土)

・場所 ペンション洗濯船
    長野県北安曇郡白馬村大字北城3020-1109
    Tel: 0261-75-1066 Fax: 0261-75-1067
E-mail p-info@sentakusen.info

・スケジュール PM3:00頃スタート
    <第一部>
    冒頭挨拶  Duke
歓迎の言葉 洗濯船M
トーク  (未定)
  
<夕食・宴会>

    <第二部>
    レコードタイム
    オークション
    リスニングタイム
      ・
      ・
    各自就寝

翌日AM8:00頃朝食 清算
    解散

=連絡事項=
  
◎持ち物:お聴かせ用レコード(特に枚数制限はしませんので各自の判断で)
    オークション用レコード・オーディオ製品
(出品は自由です。特に数量制限はありません)
    寝間着・洗面具
(歯ブラシ等はペンション備え付けもありますがなるべくご持参下さい)
     
 ◎精算金 
    1泊2食¥7,350(税込み)+α(酒代等)
おつりの関係がありますので細かいお金も準備していただくと幸いです
    なお、カードによる清算はできませんのでよろしくお願いします

 ◎入浴は24時間OKです

 ◎参加申し込みについて:  
  参加ご希望の方はSPUまでメールにてご連絡下さい。
  e-mail al-owa@polka.plala.or.jp
どなたでも参加できます。初めての方も大歓迎です、お気軽にどうぞ。

左上:洗濯船の新看板
右上:白馬三山遠景
下:北アルプス稜線からの景色(右から白馬岳、真ん中手前杓子岳と白馬鑓、遠くに鹿島槍ヶ岳)

アップロードファイル 80-1.jpgアップロードファイル 80-2.jpgアップロードファイル 80-3.jpg

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  • 2013年08月15日(木)08時49分

お盆3

8月15日はお盆、終戦の日そして我が家では奥さんの誕生日でもある。

一昨日あたりから音がとても良くなって、レコードを聴くのが楽しくなってきている。
特に昨日朝は、自分が求めている鈴を転がしたような雰囲気の音が出て嬉しくなった。
ところが午後、Bowieさんがお友達と一緒にいらしたとき奥さんが「窓が開いていますよ?」というので窓を閉めたところ、音が変わってしまったのだ。
鈴を転がすような音が出ない。
そうか、窓が開いているときと閉まっているときでは音が変わるのだ。
近所迷惑になるから窓を開けて聴くのにはちょっと気が引ける。

今日はレコードを聴く日なんだけど、朝、外を見ると道路の向かい側の家の玄関に盆提灯が。
お盆の日にガンガン音を出していいものだろうか?ちょっと迷ってしまう。
桜山手では隣の家まで距離があったので平気で音を出していたのだが、花見ではお隣や道路の向かい側の家との距離が近いのだ。
聴こうかな~、やめとこうかな~?

今日聴く予定のレコード
Keith Jarrett / Solo Concert

アップロードファイル 79-1.jpg

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  • 2013年08月13日(火)13時31分

お盆2

思い出したけど、DU新宿店の元店長、吉田さんそして高校時代からの友達でトランペッターの大坂潔さんも数年前に亡くなっている。

一か月ほど前、2~3度いらしたことがあるU島さんが見えた。
オーディオやレコードの話をしているときに、
「私は熊本出身で、ジャズは味噌天神のジャズ喫茶「ジャズランド」が入門でした」
とおっしゃる。
「ジャズランドってマスちゃんの店じゃないですか」
(マスちゃん・・・昨年亡くなった阿佐ヶ谷のジャズ喫茶、スターダストの元オーナー)
「そうです、マスちゃんからジャズを教えていただきました」

いや~これも偶然、福岡のNinonyno2にマスちゃんを知っている方がいらっしゃるなんて。それからマスちゃんの思い出話で盛り上がった。

「6年ほど前に熊本でジャズランドの同窓会があって、そのときマスちゃんが熊本にいらしたという話は聞いています」
「私もそのことは聞いています。だって、熊本に帰る前日はうちに寄ってレコードを聴いてついでに泊っていきましたよ。そのときMiles Davis / Sketches of Spainが気に入ったようで、持って帰りました(買って帰りました)。その後、私がスターダストに行くと必ずそのレコードをかけてくれたんですよ」
(彼女が買っていったSketches of Spainはモノラルオリジの1A/1A、これまで聴いた同アルバムの中でも最高の音質だった)

花見に来て半年になるけど、偶然とは思えない、これも何かの巡り合わせ?と思えるような出来事が。

Miles Davis / Sketches of Spain

アップロードファイル 78-1.jpg

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