店主のひとりごと

 

  • 2013年03月13日(水)10時59分

移転後1カ月 No.2

まだ調整が終わっていない時の音、つまり置いただけの状態で音をチェックした。周辺に音に影響するようなもの(桜山手では高圧線の鉄塔が大きな問題だった)はないし床をはじめ部屋の作りもしっかりしているので変な響き、音のにごりもなく素直な音である。ただ、音離れが悪くて人の姿形は見えないし背の高さが低いなどまだまだの状態である。

匠が引っ越しの時(2月10日)、次の週そして2月24日と3週連続で来てくれた。引っ越しの時はオーディオとクーラーの移動をお願いしていたので、オーディオは接続しただけ、次の週はクーラー、3台の取り付けそして最後がオーディオのセッティング、調整である。

最後の調整の時に匠がやってくれたことは、まず壁コンセント及びテーブルタップの交換。壁コンセントは安価でオーディオ用として優れているもの、テーブルタップも線材及びタップ部分を吟味して匠が自作したものに交換した。
次がスピーカーの位置及び仰角の調整、ここは凄く重要な部分でシビアな調整となった。次にリスニングポイントの位置決め。スピーカーのど真ん中前方に座り、ソファーを前後に動かしていく。位置が近いと音圧は高いが暑苦しく感じるし遠いと遠方から俯瞰しているような感じだ。
程良いリスニングポイントッが決まった後プレーヤーの調整に入る。
プレーヤーはいつものように、オーバーハング、平行、インサイドフォース、針圧そしてトーンアームの高さを、音を聴きながらチェックしていく。2台のプレーヤーで同じ作業をやり最後のトーンアームの高さ調整が終わったら出来上がりでかなりグレードが上がったように感じたが、そこからが匠の本領発揮になった。

新作のフォノケーブルとパワーアンプの下に敷くチップトゥを取りだした。フォノケーブルはこれまでも匠の自作のものを使っていたが、よりグレードアップしたものに交換してみるとより滑らかな雰囲気になった。花梨で出来たチップトゥをパワーアンプの下に敷いてみると、「今まで聴いていた音は何だったの?」と言いたくなるような変化、不要な音が消えて見通しが良くてスッキリしたサウンドに。これまではパワーアンプを床にじか置きにしていたことで、床の振動をかなり拾っていたことになる。分かってはいたのだがCATのパワーアンプは80kgあるので、床から浮かす方法が見つからなかったのだ。

ん、いいんじゃない。

アップロードファイル 70-1.jpg

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  • 2013年03月13日(水)09時46分

移転後1カ月

移転して1カ月経ちました。
最初の2週間はレコード、資材そして家庭用品の配置や移転に伴う諸手続きに追われて殆ど仕事らしい仕事は出来ませんでした。
オーディオも置いて接続しただけ、音は出るけどといった状態です。

匠が2月末に来ることになっていたので、匠の本格的な調整の前にやっておいたことは、接続ケーブルの配線、チューブトラップの位置決めなど基本的なことでした。ラインケーブルをスピーカーの前に配置する、スピーカーケーブルを上から吊る(各ケーブルの接触を避ける、遠ざけるが目的)またチューブトラップ類の効果的な置き方など、全てこれまで蓄積したやり方(こうしたほうがいい音になる)の実践です。

チューブトラップは基本的な置き方、センターに1本、左右のコーナーに1本ずつ置いてチェックしたところ、右側のレコードラックがスピーカーに近いので音が右寄りになりがちになっています。そこでハーフトラップを右側の壁に1本、レコードラック側に1本配置しました。レコードラックはもう1か所、リスニングポイントの後方の2か所に配置していますが、ラックの天板の反射も抑えたいのでそれぞれの天板に反射調整用のミニトラップを配置しました。

ケーブル類の処理が問題で、理想はアナログプレーヤーとプリアンプの後方及びスピーカーとパワーアンプ周辺の接続ケーブルと電源ケーブルを全て非接触にして床から浮かすことですが、アナログプレーヤーとプリアンプの後方についてはスペースの問題があり思ったようには出来ないのでスピーカーとパワーアンプ周辺を非接触&床から浮かす作業をやりました。ラインケーブルと電源ケーブルの非接触化は以前からやっているように洗濯バサミとラバーを使って、またプリアンプ、パワーアンプ間のラインケーブルはスピーカーの前方を通るように配置(スピーカーの後ろを通すより他のケーブルがない前方のほうが音に有利)しています。スピーカーケーブルも上から吊るすことが出来て、スピーカー&パワーアンプ周辺のケーブル処理はOKです。
あとは匠の調整を待つだけになりました。

アップロードファイル 69-1.jpgアップロードファイル 69-2.jpg

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  • 2013年03月01日(金)13時37分

キャッチコピー

以前から引っ越ししたらキャッチコピーを変えようと考えていた。
で、引っ越し前に考えようとしたが何も思い浮かばなくて、やっぱり引っ越した後そこの場所にいったら何か思いつくかも知れないと。

花見に来てすぐからいろいろ候補を挙げてみた。
花見のレコード家
花見のアナログ家
花見松原のレコード家
などなど。

とりあえず「花見のアナログ家」にして今週初めのメルマガで使ってはみたもののイマイチ。

数日前お客さまがメールで「花見の音・・・いい響きですね」と書いてこられた。
これだ!!

奥さんに話したら「あなたが最初に言っていたじゃない」。
多分どこかで・・・あ、杜の会の案内文に書いていたのだ。

そういえばジャストフィット・スリーブもお客様とのメールのやり取りの中で出来上がったことがあったのだ。

新しいキャッチコピーは
「花見の音...」

キャッチコピーとは関係ないレコード

アップロードファイル 68-1.jpg

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  • 2013年01月29日(火)08時21分

探しているレコードが

昨日今日と天気が良くて空の色が春色、春が近いことを知らせています。

電話でよくある例として「ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビイを探していますがありますか?」とのお問い合わせを受けることがある。もちろん在庫はない。
「ワルツ・フォー・デビイ」にかかわらず、誰でも探している名盤と呼ばれるものや超希少なレコードを探している方は多いようだ。
多分たくさんのレコード店に電話をかけて探していらっしゃるのだろうと思うけど、電話で探すのは難しいのではないかな。
うちではこういった問い合わせで「あります」と答えられたケースは何回あったろう?ここ数年は記憶がない。

インターネットを検索するとたくさんの情報が載っているので、欲しいレコードがあった場合はネットで検索したほうが早いと思うけど。

ところがネットをやらないないしは家庭にネットを見る環境のない方もいらっしゃる。
岐阜のF田さんもネットをやっていないのだが、私に電話でオーディオ相談をいつもやっている方だ。たまたま昨日「レコードを探してくださいといったら受けてくれますか?」とおっしゃった。
「いいですよ、私の得意なところだったら見つかるかもしれません。誰の何と言うレコードですか」
「アール・クルー/フィンガー・ペインティングです」
ちょっと待てよ、アール・クルーだったら何枚かあったけど、と思いながらレコード棚を探したら、なんと在庫があるのだ。それもBlue Note(UA)のオリジが。
「ありますよ」と言ったらF田さん大喜びで、「すぐ送ってください」。
いやいや、こちらも嬉しくなってしまった。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる・・・でもないけど、言ってみるものだ。

Earl Klugh / Finger Painting

アップロードファイル 67-1.jpg

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  • 2013年01月27日(日)10時07分

Impulseについての質問

オリジナリティの見方についていろんな質問をいただくので、一部紹介してみよう。
今回はImpulseについて。

「Impulseはオレンジ/黒であればオリジナルと見ていいのですか?」
「赤黒ラベルでも内溝にVan Gelderと書いてあれば前にプレスされていたものを後の時代に発売したと考えられますか?」

ラベルスタイルはAS-9150くらいまで(AS-9149まで確認)は赤黒ですが、そのうち下部のレコード会社名が"AM-PAR Records"、"ABC-Paramount Records”、"ABC Records"になっているものがあります。
参照:https://www.ninonyno.ne.jp/lecture/013.html
また、同じラベルスタイルでもレコード番号の頭がSMASとなっているものもあります。SMASはプレスを外部委託したものと考えられます。

インナー・グルーブの記載はRVG刻印、Van Gelder刻印、そしてBell Sound刻印があります。RVG刻印ないしはVan Gelder刻印はRudy Van Gelderがマスタリングを行ったという意味であり、Van Gelderが録音をやっていない場合でも同刻印があればマスタリングはVan Gelderの仕事ということです。
AS-9150以前のもので赤黒ラベルかつVan Gelder刻印のものは赤黒ラベルの時代もVan Gelderがマスタリングの仕事をしていたものと考えられます。
また、Bell Soundと書いてある場合はBell Soundでマスタリングをやったということで、Van Gelder刻印のものとは音質に違いがあります。

左:Orange black lbl w/"AM-PAR Records" printed at bottom
右:Orange black lbl w/"ABC-Paramount Records" printed at bottom
下:Red black lbl

アップロードファイル 66-1.jpgアップロードファイル 66-2.jpgアップロードファイル 66-3.jpg

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