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<Track Title> A1 Something's Coming (from "West Side Story") A2 Sleepin' Bee (from "House flowers") A3 It's Good To Be Alive (from "New Girl in Town") A4 Isn't It A Pity (from "Pardon My English") A5 Warm All Over (from "Most Happy Fella") A6 Do It Again (from "French Doll") B1 Tonight (from "West Side Story") B2 You'll Never Get Away From Me (from "Gypsy") B3 This Is All Very New To Me (from "Plain and Fancy") B4 Lazy Afternoon (from The Golden Apple") B5 It Never Was You (from Kicherbocker Holiday") B6 Any Place I Hang My Hat Is Home (from "St. Louis Woman")
Conductor, Arranged By - Peter Matz Vocals - Carol Lawrence
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ブロードウェイ・ミュージカルの歴史は古く、起源は1860年頃とされている。1920年代になるとコール・ポーター、ジョージ・ガーシュイン、ロジャース&ハマースタインなど有名な作曲家が登場し、聴衆にも支持されアメリカを代表するエンターテインメントとなっていくのである。 1950年代になるとブロードウェイ・ミュージカル作品が映画化されることも多くなり、またミュージカル・スターたちが映画のシーンで活躍し、レコーディングも盛んに行われるようになっていくのである。 私達がレコードで聴いているスターたちを挙げてみると、ジュリー・アンドリュース、バーバラ・ストレイザンド、ライザ・ミネリ、イーディ・アダムス、アンナ・マリア・アルバゲッティ、フレッド・アステア、ハリー・ベラフォンテ、ポリー・バーゲン、ミッチ・ゲイナー、ダイアン・キャロールほか数え上げればきりがないほどたくさんいるのである。 今回紹介するのはキャロール・ローレンス。彼女はブロードウェイ・ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」でマリア役を務め、トニー賞にノミネートされた実力派のスターなのだ。「ウェスト・サイド・・・」は映画化もされて、日本でも大ヒットしたことで皆さんご存知のミュージカルである。 タイトルは「トゥナイト・アット・8:30」。ブロードウェイ・ミュージカルのカーテン・タイムが8:30ということで付けられたタイトルだが、本作で彼女は「ウェスト・サイド・・・」から2曲、以外も全てミュージカルの挿入歌で、それぞれの曲で彼女はヒロインになりきって歌っているのである。 ブロードウェイのスターに共通する点は、歌のレベルが凄く高いということである。ローレンスも例外ではなく、音程の正確さ、帯域の広さ、透明感のある美声とどれをとっても文句の付けようがないほどの完成度なのだ。いつもはフェロモンたっぷりのヴォーカルに悩殺されている私達にとって、これほどの正統派ヴォーカルはかえって新鮮なのである。 キャロール・ローレンスが好きになった。
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Order No. |
56710 |
Artist/Group |
Carol Lawrence |
Title |
Tonight at 8:30 |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
USA |
Company |
Chancellor |
Prefix |
CHL 5015 |
Issue Year |
1960 |
Media |
12" LP |
Recording |
Monaural |
Label |
Black lbl |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
Robert D'Orleans |
Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
CJ |
Sound Grade |
Kindan no Oto |
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