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<Track Title> A1 For John Coltrane Alto Saxophone - Albert Ayler Bass - Alan Silva, Bill Folwell Cello - Joel Friedman Drums - Beaver Harris A2 Change Has Come Alto Saxophone - Albert Ayler Bass - Alan Silva, Bill Folwell Cello - Joel Friedman Drums - Beaver Harris B1 Truth Is Marching In Bass - Bill Folwell, Henry Grimes Drums - Beaver Harris Tenor Saxophone - Albert Ayler Trumpet - Donald Ayler Violin - Michel Sampson B2 Our Prayer Bass - Bill Folwell, Henry Grimes Drums - Beaver Harris Tenor Saxophone - Albert Ayler Trumpet - Donald Ayler Violin - Michel Sampson
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モダンジャズの全盛期といえば1950年代及び60年代になる。1950年代はじめにビバップからハードバップになり、60年代は多様なスタイル、ジャズ・ロック、ボサノヴァ、新主流派そしてフリー・ジャズなど同じジャズでは括りにくいほど幅が拡がっていくのである。 特に50年代後半にオーネット・コールマン達によって登場したフリー・ジャズは、それまでの音楽的制約から解き放されたものを求めて全く新しい演奏手法を使っているのである。 ただ、フリーと言っても個々のプレーヤーが好き勝手なことをやっているのではなく、そこには約束事があって、グループ・サウンド的なまとまりがあるが聴く側にとってはあたかもそれぞれが勝手に演奏しているように思えるのも事実である。 主なフリー系のジャズメンを挙げると、オーネット・コールマン、ドン・チェリー、ジョン・コルトレーン、アルバート・アイラー、ポール・ブレイ、カーラ・ブレイ、アーチー・シェップ、マリオン・ブラウン・ジョン・チカイなどで他にもたくさんいるのである。 こういったジャズメン達が精力的に活躍した1960年代はジャズが最も昇華した時代と言えるのではないだろうか。逆に言うと後になって考えるのは「あのエネルギーをほとばしらせた60年代のジャズは以後の時代では聴けなくなった」ということである。
今回紹介する一枚は60年代彗星のごとく現れたテナーサックス奏者、アルバート・アイラーである。 アイラーのインパルス第一弾は1966年12月18日、ニューヨーク「ヴィレッジ・ヴァンガード」及び1967年2月26日、ニューヨーク「グリニッジ・ヴィレッジ」でのライブ・レコーディング。ヴィオリンやチェロを加えたグループ・サウンドを追求した作品で、「フォー・ジョン・コルトレーン」はタイトル通りジョン・コルトレーンに捧げられた曲である。また1967年7月にコルトレーンが亡くなり、告別式でアイラー「トゥルース・イズ・マーチング・オン」を演奏している。1960年代ジャズは多様化するが、フリー・ジャズを代表する大傑作であり、エネルギーの爆発は私達の心に感動をそして感銘さえも与えてくれるのである。
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Order No. |
56587 |
Artist/Group |
Albert Ayler |
Title |
Albert Ayler In Greenwich Village |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
USA |
Company |
Impulse |
Prefix |
AS 9155 |
Issue Year |
1967 |
Media |
12" LP |
Recording |
Stereo |
Label |
Orange black lbl w/"ABC Records" printed at bottom |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
George Klabin |
Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
GF/CJ |
Sound Grade |
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