過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <Track Title>
A1 Extended Blues
A2 I Want A Little Girl
A3 Oh, Lady Be Good
A4 Song Of The Islands
A5 Basie Beat
A6 She's Funny That Way

B1 Count's Organ Blues
B2 K.C. Organ Blues
B3 Blue And Sentimental
B4 Stan Shorthair
B5 As Long As I Live
B6 Royal Garden Blues

Tenor Saxophone - Paul Quinchett
Trumpet - Joe Newman, Ernie Wilkins, Reunale Jones
Trombone - Henry Coker
Alto Saxophone - Marshal Royal
Basritone Saxophone - Charlie Folks
Piano - Count Basie, Oscar Peterson
Guitar - Freddie Green
Bass - Gene Ramey, Ray Brown
Drums - Buddy Rich
 
1950年ころアメリカの音楽需要が変化して、ビッグ・バンドの経営が成り立たなくなり、他のバンドと同様カウント・ベイシー楽団も解散することになる。この時期マーキュリーのプロデューサー及びJATPの主催者だったノーマン・グランツはベン・ウェブスター、ジョニー・ホッジス、ベニー・カーター、オスカー・ピーターソンなど数多くのジャズメンを抱えていた。そして、ベイシーにも手を差し伸べ、コンボでのクラブ出演などの後押しもしていたのである。
グランツはマーキュリーとの契約が翌年終了する時期の1952年、ベイシーにレコーディングの機会を与え、ベイシー・セクステットでの録音(本作)を行っている。
メンバーは以前からベイシー楽団に所属していたフレディ・グリーン、ジーン・ラミー、新しくベイシーと行動を共にするマーシャル・ロイヤル、チャーリー・フォークス、ジョー・ニューマンに加えて、グランツのお抱えであった、オスカー・ピーターソン、レイ・ブラウンそしてバディ・リッチなどが参加した。
1曲目、「エクステンド・ブルース」では珍しくベイシーがオルガンを弾きピアノはピーターソンが担当しているのである。管楽器が入っていない演奏で、オルガンとピアノがブルージーで実に見事な雰囲気を醸し出してくれる。以外の曲では後にベイシー楽団の重鎮となるマーシャル・ロイヤル、チャーリー・フォークスそして盟友フレディ・グリーンが新しくなったベイシー・サウンドを展開し、こちらもまた見事な演奏であることには間違いない。
以後ビッグ・バンドを再結成したベイシーは、再びジャズ界の頂点に君臨することになるが、本作はその礎になった作品である。
もちろん音質も申し分ない。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 56291
Artist/Group Count Basie
Title The Swinging Count
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Clef
Prefix MGC 706
Issue Year 1956
Media 12" LP
Recording Monaural
Label Black lbl w/"The Man w/Horn" logo, & w/"Clef Records, Inc." printed at bottom
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover CJ
Sound Grade Kindan no Oto