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A Romeo And Juliet - Fantasy Overture Composed By - Tchaikovsky B Don Juan (Op.20) Composed By - Richard Strauss Conductor - Herbert Von Karajan Orchestra - Vienna Philharmonic Orchestra
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(完売) 9月末に行われた「北海道オーディオフェア」の会場でクラシックのエサ箱を見ているお客さんと話しているとき「デッカが最高の音質」とおっしゃる。「私はフランス盤に好きなところが多いです」というと、「あんな中域の出っ張ったところはいいと思わない」とも。「この方は私とは聴いているところが違うな」と思いながら、結局その方は何も買わなかったけど。他のお客さんには「オタクのレコードは音がいいから」と、クラシックばかり一人で24枚お買い上げになった方もいらっしゃった。いろんな方とお会いできるのでオーディオ・イベントに参加するのは楽しい。 確かにオーディオ誌などで「クラシックではDeccaが最高の音質」といった記事は目にすることがあるが、これまで60年代のイギリス・デッカを聴く機会が非常に少なかったのでどの程度の音質なのかあまり分からなかったというか知らなかったというのが正直なところである。で、今回10枚近く入荷したのでじっくり聴くことができたのだけど。 全部ステレオのED1〜ED3で聴いてビックリ、立体音場、臨場感、帯域バランス、高音の伸び、低音の豊かさなど申し分ない。通常高域や低域を頑張ると中域が薄くなる傾向があるのだけど、そのバアランスが程よくて絶妙なのである。「Killer Soundより上のランクを作る必要があるかもしれない」とか思いながら聴くのに没頭してしまった。 問題はどれを今週の一枚に選ぶのかなんだけど、カラヤン指揮ウィーン・フィルの「ロミオとジュリエット」を聴いていたらなんと、映画「ロミオトジュリエット」の一コマで白いネグリジェ(ドレスかも)みたいなのを身にまとったオリヴィア・ハッセー(後に布施明の奥さんになる人だけど、映画のときは20才前後で無茶苦茶綺麗で可愛かった)が出てきたのだ。ウィーン・フィルの演奏とDeccaの見事な録音がそんなイマジネーションを私にもたらしてくれた。演奏と録音の良さがフィットしたとき作品の持つ物語がステージに現れてくることがあるがまさにそんな瞬間だった。 これしかない!
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Order No. |
53125 |
Artist/Group |
Tchaikovsky / Richard Strauss: Herbert Von Karajan, Vienna Philharmonic |
Title |
Romeo And Juliet: Fantasy Overture / Don Juan (Op.20) |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
UK |
Company |
Decca |
Prefix |
SXL 2269 |
Issue Year |
1961 |
Media |
12" LP |
Recording |
Stereo |
Label |
Black lbl w/silver print, & w/Unboxed "Decca" logo, & w/silver bar, & w/"Original Recording By" as l |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
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Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
CJ |
Sound Grade |
Killer Sound |