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A1 Quiet Nights Of Quiet Stars (Corcovado) A2 Fly Me To The Moon (In Other Words) A3 Meditation A4 Dansero A5 Summer Has Gone A6 How Insensitive (Insensatez) B1 Slightly Out Of Tune (Desafinado) B2 Our Day Will Come B3 Be True To Me (Savor A Mi) B4 Perhaps, Perhaps, Perhaps (Quizas, Quizas, Quizas) B5 Be Mine Tonight (Noche De Ronda) B6 Por Favor
Arranged By, Conductor - Mort Garson
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レコード店を始めて間もない頃、寺嶋靖国さんのラジオ番組に出演することがあった。寺嶋さんがホストでサブホストとして田中伊佐資さんと亡くなったカメラマンの巨匠山も博道さん、そしてゲストが私である。当時の私は聴いているジャンルが殆どジャズのインストで、ロックやヴォーカルはあまり得意ではなかった。PCMジャズ喫茶という音楽番組で収録は1時間ほどの予定だったが、始まってすぐから寺嶋さんと私のおしゃべりが盛り上がってレコードをかける時間が少なかった記憶がある。 私は得意のデューク・エリントンや音のいいデクスター・ゴードン/ゲッティン・アラウンド、ジュリー・ロンドン/ジュリー・イズ・ハー・ネイムなどを持っていってかけたのだが、「白人・金髪&別嬪さん」の話になったとき突然寺嶋さんが「新納さん、レコードを聴きながらオナニーすることってありますか?」とおっしゃった。「え、ラジオでそんな話してもいいの?」と思いしどろもどろで「ないです」と答えたところ、田中さんが「〇〇さんがゲストだった時に彼はドリス・デイをオナニーのネタにしている、とか言ってましたよ」とおっしゃる。いやいやこれにはビックリした。その頃の私はジュリー・ロンドンやアビー・レーンにはフェロモンを感じてもドリス・デイにはあまり感じていなかったのである。それがあってドリス・デイを聴くのが増えてくると、時間はかかったが「ドリス・デイでオナニー」が何となく分かるようになってきた。ジュリーやアビーは強烈にフェロモンを振りまくのだけどドリス・デイのフェロモンは控えめなのだ。 今回の一枚はドリス・デイがボサノヴァを歌って曲ごとに仕掛けがあり、彼女のいろんな表現が楽しめるのである。中でも"Perhaps, Perhaps, Perhaps (Quizas, Quizas, Quizas)"は元々ラテン語の曲を英語で歌っていて、「キサス・キサス・キサス」という部分を「パーハップス・パーハップス・パーハップス」と言っているのだけど、これがもうたまらんフェロモンなのだ。「パーハップス」は何度も出てくるのだけど、終盤になるほど熱を帯びてきて、特に最後に低い声で「パーハップス・パーハップス・パーハップス」ときたら聴いているほうは「あ〜、もうダメ〜」となってしまった。(言っとくけどオナニーはしなかったよ) 別嬪さんヴォーカルはフェロモンを感じることにこそ真髄があるのだ。
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Order No. |
52425 |
Artist/Group |
Doris Day |
Title |
Latin For Lovers |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
USA |
Company |
Columbia |
Prefix |
CS 9110 |
Issue Year |
1965 |
Media |
12" LP |
Recording |
Stereo |
Label |
360 Sound Black with "Arrows" |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
XSM-79067-1A |
Matrix No. Side B |
XSM-79068-1A |
Engineer |
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Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
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Sound Grade |
Killer Sound |
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