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Klaviertrio E-moll Op. 90 (Dumky-Trio) A1 Lento Maestoso Allegro Quasi Doppio Movimento - Poco Adagio Vivace Non Troppo Attaca Subito A2 Andante - Vivace Non Troppo B1 Andante Moderato Allegretto Scherzando - Meno Mosso B2 Allegro B3 Lento Maestoso - Vivace
Cello - Milos Sadlo Ensemble - Suk Trio Piano - Jan Panenka Violin - Josef Suk
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10インチ盤は12インチ盤(LP)が出てくる前、アメリカでは1947年頃から1956年頃まで一般的に発売されていたのだが、12インチと比べて演奏時間が短いことなどの理由で自然に姿を消している。後にもリッキー・ジリー・ジョーンズや日本のイエロー・マジック・オーケストラなど一部に10インチ盤の発売はあるものの、日本やヨーロッパでも1960年前後には市場に出回らなくなった。 また、時代的にアメリカ盤に10インチ・ステレオは殆ど見ることはないが、ヨーロッパ盤には10インチ・ステレオが存在する。 他の国での10インチ盤に対する評価は知らないが、日本では針の落とし具合や回転中のターンテーブルから取り上げにくいなど取扱い上の理由で、10インチ盤の人気はイマイチのように感じる。私も10インチ盤に針を降ろしたとき外側に滑って針をターンテーブルに落としたことを何回か経験しているが、この場合、ターンテーブルの水平をきちっと取ることやインサイド・フォース・キャンセラーのかけ方を調整することで以後失敗はなくなった。 10インチ盤の魅力はなんと言っても音である。アメリカ盤のモノラル10インチはかなり聴いてのだが、殆どの場合10インチが先に発売されその後曲をプラスして12インチが発売されているので音的に比較すると明らかに10インチのほうが優れている場合が非常に多い(全部ではないが)。 今回紹介するレコードはドイツ・グラモフォン、10インチ・赤ステレオ、スーク・トリオによるドヴォルザーク「ピアノ三重奏曲」は1960年の発売。1959年といえばもう12インチ盤が当たり前に存在する時代ではあるが、アメリカと違ってドイツでは10インチ盤も発売していたことを知ることが出来るのである。 ドイツ・グラモフォンの赤ステレオは音がいいとの評判は聞いているのだけど、果たしてその音は?・・・聴いてびっくり、凄い!ピアノ、ヴァイオリン&チェロが自然に定位して、それぞれの楽器の醸し出す音色がとてもまろやかなのである。ドウツ・グラモフォンは音が硬いといったようなことも聞いてはいるが、全然そんなことはない。オーディオマニアは「弦の擦れる音がいい」とかおっしゃるが、ではなくて演奏者が目の前でヴァイオリン、チェロ&ピアノを弾いている様子が目前に現れるのだ。ピアノは中央ちょっと前方の低い位置、ヴァイロンは左より少し後ろの高い位置そしてチェロは右後方中間くらいの高さに定位するので、本当に三人がそこにいて演奏しているのである。これは録音マイクが体に当たって反射する音も捉えているからだろう。 いやいや、参った!
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Order No. |
52160 |
Artist/Group |
Antonin Dvorak: Suk Trio |
Title |
Klaviertrio E-moll Op. 90 (Dumky-Trio) |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
German |
Company |
Deutsche Grammophon |
Prefix |
SLP 133 003 |
Issue Year |
1959 |
Media |
10" LP |
Recording |
Stereo |
Label |
Yellow lbl w/blue & white tulips outer band, & w/blue, white & gold "Tulip" logo at top, & w/"Alle H |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
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Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
GF |
Sound Grade |
Killer Sound |