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Trio Improvisations: A1 Trio Improvisation 1 A2 Trio Improvisation 2 A3 Trio Improvisation 3 A4 Duet Improvisation 1 A5 Duet Improvisation 2 B1 Trio Improvisation 4 B2 Trio Improvisation 5 B3 Slippery When Wet
The Music Of Thelonious Monk: C1 Rhythm-A-Ning 5:05 C2 'Round Midnight 5:12 C3 Eronel 4:35 C4 Think Of One D1 Little Rootie Tootie 4:45 D2 Reflections 6:43 D3 Hackensack 6:12 <Personnel> Bass - Miroslav Vitous (tracks: A1 to B2, C1 to C4, D1 to D3) Drums - Roy Haynes (tracks: A1 to A3, B1, B2, C1 to C4, D1 to D3) Piano - Chick Corea
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日本でも人気のあるピアニスト、チック・コリアは1960年代後半のマイルス・デイヴィス/キリマンジャロの娘およびイン・ナ・サイレント・ウェイなどでレコードに登場しているが、私たちに強烈な印象を残したのは、自身のピアノトリオでレコーディングした「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」及びフュージョンの傑作「リターン・トゥ・フォーエヴァー」である。 コリアはキース・ジャレットと同様にアコースティック演奏及びエレクトリック演奏を同時進行で行っているのだが、私の印象としてはやはりフュージョン系のピアニストというイメージがある。それと上記以外にもたくさんのレコーディングを行ってはいるものの、やはり代表的といえば上記2枚になってくるのだが、私はコリアの代表作のトップにもっていきたいのが今回紹介するアルバム、「トリオ・ミュージック」である。 メンバーは「ナウ・ヒー・シングス・・・」と全く同じで、前作が1969年、「トリオ・ミュージック」のほうは1982年のレコーディングであり、当然のことだが演奏内容もかなり変化している。コリアはあまりフリー的な印象はないのだが、ロイ・ヘインズやミラスラフ・ヴィトウスはフリーを経験している人なのでDisc 1の「トリオ・インプロヴィゼーション」では3人が対等にあまり束縛されない演奏を行っている。Disc 1にも聴きどころはたくさんあるが、Disc 2の「セロニアス・モンク曲集」は全編聴いて感動した。モンクの曲をストレートに演奏しているのだが斬新なのである。そこにはコリア、ヴィトウス&ヘインズの見事なフィーリングが重なり合って80年代のモダンジャズそのものになっていて、誰かのセリフではないが「黙ってこれを聴け」とでもいいたくなるような素晴らしさである。 付け加えると、ECMが作るサウンドの素晴らしさもこのアルバムの演奏内容を一層際立たせている。 私にとってのチック・コリアの最高傑作はこれ!
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Order No. |
51639 |
Artist/Group |
Chick Corea / Miroslav Vitous / Roy Haynes |
Title |
Trio Music |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
German |
Company |
ECM |
Prefix |
ECM 1232/33 |
Issue Year |
1982 |
Media |
12" LP |
Recording |
Stereo |
Label |
Turquoise lbl w/silver print & logo |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
Bernie Kirsh |
Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
GF/CJ |
Sound Grade |
Killer Sound |
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