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A1 Sweet Sue A2 Irene A3 Mona Lisa A4 Dolores A5 Louise A6 Laura B1 Rosalie
B2 Liza B3 Marie B4 Sally B5 Chloe B6 Dinah
Conductor - George Melachrino Orchestra - The Melachrino Strings And Orchestra
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一昨年、知らない方(桑本洋氏)からお手紙を頂いた。何だろうと思って開いてみると、私が今週の一枚に"Ray Martin / Rainy Night in London"を選んだとき、桑本洋著:「イージーリスニング天国」で紹介されていると書いたことへの謝意の内容だった。私はあまり評論家のことは書かないのだけど、桑本氏の文章が面白かったので紹介したのだったが。 それから何度か手紙のやり取りをして、昨年3月町田市のKRYNAさんで行われたイベントの際、桑本氏は確か町田市在住とのことを思い出したので、電話で「お会いできませんか?」とお願いしたところ快諾していただき、町田駅近くのレストランでお会いすることになった。 桑本氏は私より一回りほど年輩で、お酒を飲みながら音楽やレコードの話をした。評論家ではなく退職後趣味で原稿を書いていらっしゃるとのことで、聴いているジャンルは少し異なるけど、深い聴き方をされていて話がかなり盛り上がったのを記憶している。以後もイベントなどで数回お会いしている。 今回紹介するメラクリーノ・ストリングスもやはり「イージーリスニング天国」で紹介されていて、桑本氏の文章を紹介してみる。 「この現物を手にされたならば、蛍光灯で見ては勿体ない。そうです、白熱灯にかざすと、横一列に並んだ朱色のレタリングが、淡いブルーのバックから鮮やかに浮かび上がってきて息を呑みます。これが時代のデザイナーたちの狙いだったに違いありません。そして、さりげない表現にも製作者たちが全知を傾けていた、このようなレコードジャケットこそは、CDが脱ぎ捨ててしまった小さな小さな貴重な文化だったとつくづく思うのです。」 桑本氏の音楽やレコードへの憧憬の深さが読み取れるのだ。 曲を聴いてみると、アイリーン、モナリザ、ロザリーなど12人の女性を表現したアルバムで一人ひとりイメージが湧いてくるような、例えば「スィート・スー」は10代の女の娘を連想させるし、「モナリザ」はもちろんあの絵、「ロザリー」は人妻かな?音が無茶苦茶いいのとジョージ・メラクリーノの編曲によって一人一人の女性が浮かんでくるのである。 桑本洋氏の著書「イージーリスニング天国」、「イージーリスニング天国2」&「ぶらりヴォーカル三昧」はお勧め!
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Order No. |
51303 |
Artist/Group |
The Melachrino Orchestra |
Title |
The Immortal Ladies |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
USA |
Company |
RCA |
Prefix |
LPM 1110 |
Issue Year |
1955 |
Media |
12" LP |
Recording |
Monaural |
Label |
Black lbl w/full-bodied "Nipper Dog" w/"Long Play" printed at bottom |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
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Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
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Sound Grade |
Kindan no Oto |