過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo A1 Every Day (I Have The Blues)
A2 The Comeback
A3 Alright, Okay, You Win
A4 In The Evening (When The Sun Goes Down)

B1 Roll 'Em Pete
B2 Teach Me Tonight
B3 My Baby Upsets Me
B4 Please Send Me Someone To Love
B5 Ev'ry Day

Count Basie - Piano
Reunald Jones, Thad Jones, Wendell Culley, Joe Newman - Trumpet
Henry Coker, Bill Hughes, Ben Powell - Trombone
Frank Wess, Bill Graham, Marshall Royal, Frank Foster, Charlie Folks - Saxophone
Sonny Payne - Drums
Eddie Jones - Bass
Freddie Green - Guitar
 
何時の頃からか男性ヴォーカルを聴く人が少なくなった。私もその一人で、元々フランク・シナトラの良さがあまり分かっていないし、これまで一生懸命聴いていたのはナット・キング・コールくらいで、ほかの男性ヴォーカルは殆ど聴いていないのだ。最近男性ヴォーカルが結構入荷するので聴いてみると自分の食わず嫌いに気が付いたのである。トニー・ベネット、ヴィック・ダモン、ペリー・コモなど一流のヴォーカルは桁違いの上手さでと見事な表現力で、別嬪さんヴォーカルとは違った味わいがある。もちょっと一生懸命聴いとけばよかったと若干半生もしているところである。
今回紹介するのはジョー・ウィリアムスとカウント・ベイシー楽団の共演アルバム。ジョー・ウィリアムスは1954年から1961年までの間カウント・ベイシー楽団に在籍し、この時期にはベイシー楽団はかなりのLPを出しているが、本格的にジョー・ウィリアムスをフィーチャーしたのはこのアルバムである。ジョー・ウィリアムスは男性的な歌い方でブルースを歌わせたら一流のヴォーカリストであり、このアルバムでは後に彼の定番となる、"Every Day"、"The Comeback"などを歌っていて、ジョー・ウィリアムスを代表する一枚であります。それに、何といってもバックが、フランク・ウェス、フランク・フォスター、ジョー・ニューマンなどのソロがヴォーカルに絡んで、フレディ・グリーンほかのリズムがバッチリ、スイングしてくれます。ヴォーカルを聴いても良し、バックのベイシー楽団に注目しても良しの名作であります。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 49699
Artist/Group Count Basie / Joe Williams
Title Count Basie Swings - Joe Williams Sings
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Clef
Prefix MGC 678
Issue Year 1955
Media 12" LP
Recording Monaural
Label Black lbl "The Man w/Horn" logo
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover
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