過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <side 1>
Sing
This Masquarade
Jambalaya
I Can't Make Music

<side 2>
Yesterdays Once More
Fun, Fun, Fun
The End of the World
Do Do ron Ron
Dead Man's Curve
Johnny Angel
The Night Has
Our Day Will Come
One Fine Day
 
レコード店を始めて数年経った頃ロックの売れ筋がイマイチ分からなくて、ロックに詳しい山本巨匠にいろいろ教えてもらったとき「カーペンターズは売れるんですか?」と聞いたら「「ナウ・アンド・ゼン」は売れるでしょうが他のタイトルはそうでもないのでは」との答えが返ってきた。暫くしてアメリカで「ナウ・アンド・ゼン」が見つかったので取り寄せて聴いてみると、「イエスタデイ・ワンス・モア」は凄く懐かしい感じがする。どこで聴いたのかなと思いだしてみると、私が20代のころラジオで流れていてそれが自然に耳に入り記憶として残っているのだ。そして、カレン・カーペンターのもの悲しい声にいっぺんで参ってしまった。もう一曲「エンド・オブ・ザ・ワールド」も涙なしには聴けない。とにかく感情の伝わり方が普通ではなくて、このアルバムは私のフェイヴァリットの一枚になった。それにマスタリングは巨匠バーニー・グランドマンがやっていて、カーペンターズ以前のレコードではグランドマンのクレジットを見ないので多分彼のマスタリングはこのころ始ったのだろう。いやいや、私はジャンルに関係なくハートをキューッとさせるレコードが大好きだ。余談だが、以降カーペンターズだったら何でも仕入れるようになった。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 40815
Artist/Group Carpenters
Title Now & Then
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company A&M
Prefix SP 3519
Issue Year 1973
Media 12" LP
Recording Stereo
Label WLP
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer Ray Gerhardt
Mastering Engineer Bernie Grundman
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover GF
Sound Grade Top Recommended