レコードのススメ

第1章:レコード講座
 第10節 新ラベルの見方シリーズ D)Philips

Philipsはオランダのレーベルであるがアメリカでは初期はMercury、1973年以降はPhonogramが制作している。ここではMercury時代のラベルの変遷について述べる。また時代によるラベルの違いは、スタイルは同じで下部の記載が異なっているので、下部の記載について変化を比較することにする。

1)1961年から1963年まで、黒地でトップにカラーロゴ、下部には"Philips Records, Chicago 1, Illinois"の文字が入る。(~100から120sまで)096まで確認。
レコード番号はモノラルがPHM 200-000、ステレオがPHS 600-000を使用している。



Black lbl w/"Philips Records, Chicago 1, Illinois" printed at bottom


2)1963年から1966年まで、下部に"Vender Mercury"の文字が入る。(100ないしは120sから203ないしは210まで)


Black lbl w/"Vender Mercury" printed at bottom

3)1966年から1970年まで、下部の文字がなしになる。(204ないしは210から340まで)



Black lbl w/no print at bottom

4)1970年から1973年ないしは1974年まで、下部に"Manufactured and Distributed by Mercury "の文字が入る。(340以降)



Black lbl w/"Manufactured and Distributed by Mercury..." inclueded in bottom print


カッコ内のレコード番号はあくまでも参考的なものです。

※参考資料
Goldmine Price Guide
The Record Label Guide for Domestic LPs