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A1 Moanin' With Hazel A2 We Named It Justice
B1 Blue March For Europe No.1 B2 Like Someone In Love
<Personnel> Bass - Jimmy Merritt Drums - Art Blakey Piano - Bobby Timmons Tenor Saxophone - Benny Golson Trumpet - Lee Morgan
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アメリカ産のジャズは1930年代にはヨーロッパでも盛んに聴かれまた演奏されるようになった。これはレコードの普及及びアメリカのジャズメンが渡欧しないしは住みついて(シドニー・ベシェ、コルマン・ホーキンス他多数)演奏したなどの理由がある。とりわけフランスではジャズが盛んでジャンゴ・ラインハルトやステファン・グラッペリなど超一流のジャズメンも存在したのだ。 1958年ブルーノートにバンド名をタイトルにし、ボビー・ティモンズの作曲による大ヒットチューン「モーニン」を含むアルバムを録音したアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズはフランスへ渡り、オランピア劇場、フォンティーヌブロウ公園の音楽堂でコンサートを行った。この時のメンバーは若手バリバリのトランぺッター、リー・モーガン、作曲、編曲に手腕を発揮したテナーサックス奏者ベニー・ゴルソンそして前述のピアニスト、ボビー・ティモンズがおり、後の世にもJMの全盛期とされる布陣であった。 このアルバムは同じ時にクラブ・サンジェルマンでのコンサートの記録である。その演奏はレコーディングされ3枚のアルバムに分けて発売されている。その中でも「モーニン」を含むこの第二集はリー・モーガンをはじめとするメンバーの溢れんばかりの勢いに、聴衆の一人であったピアニストのヘイゼル・スコット(第三集ではピアノを弾いている)がボビー・ティモンズのソロの最中に興奮のあまり「オー・ロード」と叫んだことから盤に書かれている曲のタイトルは「モーニン・ウィズ・ヘイゼル」とされた。そしてこの第二集はフランス・ディスク大賞も獲得している。絶頂期のアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの雄たけび、聴衆のざわめき&熱気がムンムンと伝わるアルバムは紛れもない歴史に名を遺す名盤であります。
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Order No. |
49582 |
Artist/Group |
Art Blakey et les Jazz-Messengers |
Title |
Au Club St. Germain Vol. 2 |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
French |
Company |
RCA |
Prefix |
430.044 |
Issue Year |
1959 |
Media |
12" LP |
Recording |
Monaural |
Label |
Yellow lbl w/black print & logo |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
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Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
CJ |
Sound Grade |
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