過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo (完売)
<Tracklist>
A1 Wee-Dot
A2 Mayreh
B A Night In Tunisia

<Personnel>
Alto Saxophone - Lou Donaldson
Bass - Curly Russell
Drums - Art Blakey
Piano - Horace Silver
Trumpet - Clifford Brown
 
1950年代を代表するドラム奏者はマックス・ローチとアート・ブレイキーである。また二人はビバップ時代に頭角を現し、バンドリーダーとなってからは若手の発掘にも手腕を発揮している。特にブレイキーは1954年にジャズ・メッセンジャーズを結成し、彼が育てたとされるジャズメンには後にトップスターとなる連中が相当な数に登る。
ルー・ドナルドソン、クリフォード・ブラウン、ハンク・モブレー、ケニー・ドーハム、ジャッキー・マクリーン、ベニー・ゴルソン、リー・モーガン、カーティス・フラー、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーターなどなど。
本作はジャズ・メッセンジャーズ結成前の演奏で、モダンジャズ史上に燦然と輝く、アート・ブレイキー・クインテット(まだジャズ・メッセンジャズとは名乗っていない)によるバードランドでのライブ。
バードランドの名物男、ピー・ウィー・マーケットノMCから始まり、クリフォード・ブラウン、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルバー、カーリー・ラッセルそしてブレーキーが火を噴くような演奏を繰り広げる歴史的名演である。「チュニジアの夜」でのイントロでブレイキーがライドシンバルのカップの部分を叩きながら刻むラテンのリズム「チン・チン・チキ・チキ・ウダ・ウダ・ウダ・ダン」がこれまで聴いたシンバルの音とは明らかに違いクリアに聴こえる。ブラウンが、ドナルドソンがスピーカーから飛び出してくる。
モダンジャズのエネルギーをまともに受けて圧倒される、正に至福のときである。


Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 58604
Artist/Group Art Blakey
Title A Night at Birdland Vol. 2
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Blue Note
Prefix BLP 5038
Issue Year 1954
Media 10" LP
Recording Monaural
Label Blue & white lbl w/ "Lexington Ave., NYC" adress on lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover CJ
Sound Grade Kindan no Oto