過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo (完売)
<Track Title>
A1 Some Like It Hot
A2 Wanna Be Loved By You
A3 Stairway To The Stars
A4 Sweet Sue
A5 Runnin' Wild
B1 Sweet Georgia Brown
B2 Down Among The Sheltering Palms
B3 Sugar Blues
B4 I'm Thru With Love
B5 By The Beautiful Sea

<Personnel>
Bass - Monty Budwig
Clarinet, Alto Saxophone, Tenor Saxophone - Art Pepper
Drums - Shelly Manne
Guitar - Barney Kessel, Jack Marshall
Piano - Jimmy Rowles
Trumpet - Joe Gordon
 
踊り子さんの表情、しぐさ、綺麗な足それにモノクロ、これほど見事なジャケットは少ない。額に入れて飾っておきたい。マリリン・モンローの映画で知られる「お熱いのがお好き」をテーマに西海岸のオールスターともいうべきメンバーで同映画の挿入曲を演奏している。バーニー・ケッセルのギターを中心の演奏内容も素晴らしく、アート・ペッパー、ジョー・ゴードン、ジミー・ロウルズなどのソロが次から次に登場します。特に、ペッパーはアルトサックスの他にクラリネット、テナーサックスを吹いていて、クラリネットが印象的である。
これまではモノラルで聴いていたので何も思わなかったが、ステレオで聴くと製作者の意図がよく分かるのである。センターにギターが配置されて、左にトランペット、右にペッパーのアルトサックスやクラリネット、またその外側にドラム、リズムギターなどがいる。もう一つ、ギター、トランペット、アルトサックス、ピアノなどソロは次々と出てくるが、ギターのみ音量が高い。そう、ケッセルのギター中心の音作りになっているのだ。勿論ケッセルのリーダー作だからそれでいいんだけど。
ただ、私的に言わせていただけるなら、名義をアート・ペッパーにしてペッパー・メインの演奏&録音にして欲しかった。例えば、センターにアルトサックスとトランペットを持ってきて、ピアノが左側にいるのでケッセルは右側かな。プラス、ペットとアルトの音量はもう少し大きめにしたい。コンテンポラリー・レコードでの取り扱いはケッセルのほうが上だったかもしれないし、本作でのケッセルの演奏は素晴らしいものではあるが。
もし、そんなレコードだったら現在の価値は全く違ったのかもしれない。

Cover Photo
Cover Photo
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Order No. 57817
Artist/Group Barney Kessel
Title Some Like it Hot
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Contemporary
Prefix S 7565
Issue Year 1959
Media 12" LP
Recording Stereo
Label Black lvl w/gold print & logo
Originality Original
Matrix No. Side A STEREO LKS-67-D1
Matrix No. Side B STEREO LKS-68-D1
Engineer Howard Holzer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover CJ
Sound Grade Killer Sound