過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo (完売)
A1 Pan, Amore Y Cha Cha Cha
A2 Take It Easy
A3 Noche De Ronda (Be Mine Tonight)
A4 Too Marvelous For Words
A5 Nightingale
A6 Oye Me Mama

B1 Whatever Lola Wants
B2 Arrivederci Roma
B3 Green Eyes
B4 Anna
B5 The River Seine
B6 Babalu

Conductor - Tito Puente
Orchestra - Tito Puente And His Orchestra
 
アビー・レーンはラテン・バンドの第一人者ザヴィア・クガートの奥さんであり、クガート楽団のヴォーカリストでもある。ラテン・バンドのリーダーで日本でも有名なのはペレス・プラード、ザヴィア・クガートそしてティト・プエンテあたりだろう。本作はアビー・レーンがティト・プエンテ楽団を歌ったアルバムで、全編ラテン・テイストに仕上がっているのである。
ラテンのヴォーカリストってあまり馴染みはないのだが、例えばローズマリー・クルーニーが歌った「マンボ・イタリアーノ」とかポピュラー歌手やジャズ歌手がアルバムの中に1〜2曲入れている場合もあるし、ジュリー・ロンドン/レディ・インサテン」などのようにテーマがラテンのアルバムもたまに見かけることがある。でも、アビー・レーンはラテンが土台にある歌手なのである。

このレコードを初めて聴いたのは熊本市にあるシンメイさんのお宅だった。B面の「ワットエバー・ローラ・ウォンツ」と「アリベデルチ・ローマ」を続けて聴いたとき、「エ〜、この人腰を振りながら歌っている」と思ったのだ。あれは"RCA Victor Living Stereo LSP-1554"だった、そう、ステレオ盤である。今回紹介するのはモノラル盤なので、「あの腰を振りながら歌う様子は無理だろう」とか思いながら聴いてみたが、やっぱり踊りながら歌っているのだ。「凄〜い!」モノラルでもこれが聴けるとは。いやいや嬉しくなった。
人妻ヴォーカルを好きになったきっかけはこのレコードだし、アビー様は私のナンバーワン・フェイヴァリットである。今夜はギンギンになって眠れないかも。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 55453
Artist/Group Abbe Lane
Title Be Mine Tonight
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company RCA
Prefix LPM 1554
Issue Year 1957
Media 12" LP
Recording Monaural
Label Black lbl w/full-bodied "Nipper Dog" w/"Long Play" printed at bottom
Originality Original
Matrix No. Side A H2 PP4956-1S 1 A2
Matrix No. Side B H2 PP4957-1S 1 B2
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover
Sound Grade Ninonyno Special