過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo A1 Mosaic
A2 Down Under
A3 Children Of The Night

B1 Arabia
B2 Crisis

Bass - Jymie Merritt
Drums - Art Blakey
Piano - Cedar Walton
Tenor Saxophone - Wayne Shorter
Trombone - Curtis Fuller
Trumpet - Freddie Hubbard
 
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズはメンバーが細かく入れ替わっているので人によってはイメージが若干違うかもしれない。リー・モーガン、ベニー・ゴルソン&ボビー・ティモンズがいたがいた「モーニン」の時代がほとんどの人に共通するイメージだろうし、カーティス・フラーが参加して三管になった1960年代初めをイメージしている人も多いだろう。私の場合どうしても1966年来日時、トランペットはリー・モーガン、トロンボーンがカーティス・フラーそしてテナーサックスにジョン・ギルモアの三管が最も強いイメージである。理由は熊本市体育館の最前列聴いたからである。「チュニジアの夜」での何人かがカウベルやウッコブロックを持って叩き出すラテンのリズム、「モーニン」などでは色の黒い人達が凄いエネルギーを発散させながらのプレイが50年以上経った今でも瞼に焼き付いている。そういえばなんせ本場のジャズ初体験の高校3年生にはあまりにも強烈さに気分が悪くなった記憶もある。
今回ジャズ・メッセンジャーズのアルバムが3枚入ったので楽しみにして聴いてみるとこの「モザイク」が最もその記憶を呼び起こしてくれた。冒頭の「モザイク」でジャズ・メッセンジャーズのエネルギーを浴びせられてしまったのだ。通常ブルーノートはモノラルのエネルギーは凄いものがあるが、ステレオは?といったことも何度も経験しているのだけど。いや〜、これは素晴らしい、申し分ないパワーで熊本市体育館のジャズ・メッセンジャーズが頭の中で演奏しているのだ。
ジャズはパワーだ!

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 52791
Artist/Group Art Blakey & the Jazz Messengers
Title Mosaic
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Blue Note
Prefix BST 84090
Issue Year 1961
Media 12" LP
Recording Stereo
Label Blue & white lbl w/ "NEW YORK, USA" adress on lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer Rudy Van Gelder
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover CJ
Sound Grade Killer Sound