過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <Track Title>
A1 I Believe In Dreams
A2 I'll Buy That Dream
A3 My Ship
A4 All I Do Is Dream Of You
A5 When I Grow Too Old To Dream
A6 We'll Love Again
B1 I Have Dreamed
B2 Periwinkle Blue
B3 Some Day I'll Find You
B4 You Stepped Out Of A Dream
B5 Oh What A Beautiful Dream
B6 Time To Say Goodnight

<Personnel>
Conductor - Jim Harbert
Vocals - Doris Day
 
私の好きな音楽ジャンルといえばジャズのインストルメンタルとヴォーカルである。ヴォーカルは別にジャズ系というわけではなくて、ポピュラーソングでもロック・フォーク系でもいいなと思うのはたくさんある。ただ、やっぱり女性ヴォーカルのほうが好きである。
その女性ヴォーカルの中には好きな歌手がたくさんいてどの人が一番ということはないのだけど、常に上位にランクされる人にドリス・デイがいる。
ドリスは1940年代後半から196年代中盤まで映画スター&歌手として、映画は主演作数十本に出演、リリースしたLPは数十枚という他に例を見ない活躍をしている。
では、ドリスで一番好きなLPはと問われたらナンバーワンが3枚ある。1枚ではなく3枚。1960年リリースの"What Every Girl Should Know"、彼女の最後のLPとも思われる1965年リリースの"Doris Day's Sentimental Journey"そして本作である。
本作はジム・ハーバート指揮オーケストラをバックにドリスが夢にちなんだ歌を歌っている。全曲バラード調でストリングスの花園に包まれながら、ドリスが甘く切なく語るのである。ハイライトは勿論「夢見る頃を過ぎても」。この曲は色んなヴォーカリストが歌っているが、男性ではナット・キング・コール、女性ではドリスが最高だと思う。また、ドリスは歌のテクニックも色々持っていて、他のアルバムではハミングを入れたり、低い声で囁いたりなど聴くものを楽しませてくれるのだが、本作ではそういったテクニックは使っていない。あくまでも歌唱力で勝負している。ここが本作をベストに挙げる理由の一つである。
で、最後の曲"Time To Say Goodnight"のエンディング、小声で"Goodnight"・・・あ〜、やっぱりやってくれた。今夜は眠れないかも。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 57940
Artist/Group Doris Day
Title I Have Dreamed
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Columbia
Prefix CL 1660
Issue Year 1961
Media 12" LP
Recording Monaural
Label 6Eye without "CBS" logo at top
Originality Original
Matrix No. Side A XLP-53502-1A
Matrix No. Side B XLP-53503-1E
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover
Sound Grade Kindan no Oto