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<side 1> 1. Georgia 2. Hot Lips 3. Avalon 4. Parfum 5. Oriental Shuffle 6. After You've Gone
<side 2> 1. Tears 2. Improvisation 3. Finesse 4. Shine 5. Rose Room 6. Star Dust
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ジャンゴ・ラインハルトというギタリストについて以前はあまり知らなかった。ただモダンジャズ・カルテットのアルバム「ジャンゴ」に入っている同名の曲はよく聴いていて、1954年、ジョン・ルイスが前年に亡くなったジャンゴ・ラインハルトへ捧げて作ったという程度の知識はあったのだが。 ジャンゴ・ラインハルトはロマ(ジプシー)のギタリストであり、1928年頃事故により左手の薬指と小指を損傷し、医者からはギタリストとしての活動が出来なくなるといわれ、指自体は完全に元には戻らなかったものの猛練習によってその怪我を克服し後世に名を残すギタリストとなったのである。 このアルバムはジャンゴがフランス人ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリと共に結成したフランス・ホットクラブ・クインテットの演奏を中心に、1935年から1939年の演奏が収められていて、ゲストにコールマン・ホーキンス、バーニー・ビガード、レックス・スチュアートなどが参加した曲もあり、全てがパリ録音になっている。一般的にはギターをソロ楽器として確立させたのは1940年頃ベニー・グッドマン楽団に在籍していたチャーリー・クリスチャンということになっているが、ジャンゴはそれより前に時代に(フランスで)ギターを立派なソロ楽器として演奏していたということがこのアルバムを聴けば一目瞭然である。 多分音源はSP盤ないしはそれに準ずるものだと思うが、1950年代のRCA技術陣による再生技術は非常にレベルの高いもので、オーディオ的な聴き方をしても十分に満足出来る音質になっている。偉大なギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトが演奏するスタンダードナンバーは今聴いても新鮮だ。
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Order No. |
45044 |
Artist/Group |
Django Reinhardt |
Title |
In Memorial 1908-1954 |
Price(Incl. Tax) |
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Country |
USA |
Company |
RCA |
Prefix |
LPM 1100 |
Issue Year |
1955 |
Media |
12" LP |
Recording |
Monaural |
Label |
Black lbl w/full-bodied "Nipper Dog" w/"Long Play" printed at bottom |
Originality |
Original |
Matrix No. Side A |
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Matrix No. Side B |
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Engineer |
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Mastering Engineer |
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Cover Condition |
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Vinyl Condition |
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Cover |
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Sound Grade |
Recommended |