過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <side 1>
1. By Myself
2. The Day You Came Along
3. That’s My Desire
4. No Fool Like an Old Fool
5. (I’m A Dreamer) Aren’t We All
6. Don’t Be That Way
<side 2>

1. I’m Gettin’ Sentimental Over You
2. I Wished On The Moon
3. Bibbidi-Bobbidi-Boo
4. Would I Love You (Love You, Love You)
5. I’m Confessin’ (That I Love You)
6. You’re Getting to Be a Habit With Me
 
システムの完成度を見るのに空気感が上手い具合に出ているのかどうかも重要なポイントとなる。我が家のシステムはモノラル用はそこそこ出ているのだがステレオ用はなかなか上手い具合に出てくれないので、その問題点を解決するためにカートリッジの交換を行った。これまで0.5mv出力のカートリッジを使っていたのだが手持ちのベンツマイクロ・エース(2.5mv)を針交換してつかうことにしたのだ。交換てから約1カ月になるが、当初は音が明るすぎて「駄目なんじゃない?」と思っていたが、だんだん落ち着いてきて「これだったらいいかな」と思えるようになってきた。そんなときにこのゴギ・グラントをかけてみたらビックリ、見事な音の空気が出ているのだ。これまでゴギ・グラントにはそれほど興味がなかった(正統派のヴォーカルは面白くないと思っていた)というのが本当のところ。このアルバムではゴギがジョニー・マンデル編曲指揮のストリングスオーケストラとビッグバンドをバックに歌っているのだが、オーケストラの花園に綺麗なお嬢さんがスッと佇んで歌う、そんなイメージ。スピーカーの存在が消えて透明感のあるゴギのヴォーカルがオーケストラと一体になって、またそのオーケストラが空気感を漂わせてほかのレコードとは明らかに違うのだ。ゴギ・グラントに恋をしたのかもしれない。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 44617
Artist/Group Gogi Grant
Title Granted It's Gogi
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company RCA
Prefix LSP 2000
Issue Year 1960
Media 12" LP
Recording Stereo
Label Black lbl w/full-bodied "Nipper Dog" w/"Living Stereo" printed at bottom
Originality Original
Matrix No. Side A 1S, B1
Matrix No. Side B 1S, A1
Engineer Al Schmitt
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover
Sound Grade Killer Sound