過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo <side 1>
1. I Was Doing Allright
2. You've Changed
3. For Regulars Only

<Side 2>
1. Society Red
2. It's You or No One
3. I Want More

<personnel>
Dexter Gordon(ts), Freddie Hubbard(tp), Horace Parlan(p), George Tucker(b), Al Harewood(ds)
 
「テナーサックスがズバッと来るやつを聴かせてください」そうおっしゃるお客さんは多い。テナーサックスといえばソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーン、ベン・ウェブスター、レスター・ヤングそしてこのデクスター・ゴードンと、すぐに思い浮かぶのはこんなところかな。いやいや、スタン・ゲッツ、ズート・シムス、アル・コーン、ジョニー・グリフィン、チャーリー・ラウズとまだまだたくさんいるが・・・私は何を書いているんだろう?あ、デクスター・ゴードンだ。男性的で逞しい、歌心が豊かという点ではソニー・ロリンズとデクスター・ゴードンを挙げたい。ゴードンはバップ時代の1940年代に活躍してSavoyやDialにも録音を残し、50年代の大半はあまり演奏活動を行っていなくて、これは麻薬の影響だというのが一般的にいわれていることである。60年代になってJazzlandに録音した後Blue Noteには立て続けに7枚録音しているが、この"Doin' Allright"が最初の録音である。演奏は麻薬の影響とか全く感じさせなくて豪快そのもの。トランペットに新鋭のフレディ・ハバード、リズムはホレス・パーラン・トリオとメンバーも凄く良くて、いつものようになんか酔っぱらっているようなフレーズが聴く者を酔わせてくれる。音はもちろんあの世の音!

Cover Photo
Cover Photo
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Order No. 44258
Artist/Group Dexter Gordon
Title Doin' Allright
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Blue Note
Prefix BLP 4077
Issue Year 1961
Media 12" LP
Recording Monaural
Label Blue & white lbl w/ "NEW YORK, USA" adress on lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer Rudy Van Gelder
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover CJ
Sound Grade Kindan no Oto