過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo (完売)
A1 A Night In Tunisia
A2 Sincerely Diana

B1 So Tired
B2 Yama
B3 Kozo's Waltz

<Personnel>
Bass - Jymie Merritt
Drums - Art Blakey
Piano - Bobby Timmons
Tenor Saxophone - Wayne Shorter
Trumpet - Lee Morgan
 
ブルーノートのレコードが入荷したとき、まずオリジナルかどうか判断するわけだけど、全てオリジの条件が揃っていると聴く前に「どんな音なのかな〜」とワクワクする。それとジャズ・メッセンジャーズはメンバーが頻繁に変わっているので、メンバーによって演奏内容が違うところも興味をそそられる。
ディジー・ガレスピー作曲によるジャズの名曲「チュニジアの夜」をタイトルにしたこのアルバムは1960年8月の録音で、フロントラインはトランペットがリー・モーガン、テナーサックスにウェイン・ショーターの2管編成である。
A面1曲目タイトル曲に針を落とす。ジミー・メリットのベースがブルンブルン、ブレイキーのドラムがシンバルを加えたラテンのリズムを叩いて、「これがブルーノートの音だ!」と叫びたくなるように強烈なのだ。それにウッドブロックやカウベルも加わったところにリー・モーガンとウェイン・ショーターが現れてテーマを奏でて、そのパワフルさいったら他のレーベルではまず聴けないサウンドである。こんな音を聴くと、嬉しくなって自分もジャズ・メッセンジャーズのメンバーになって、ウッドブロックを叩いている気分になってくる。
なんで他のレーベルはこんな音が作れなかったのだろう?ヴァン・ゲルダーは50年代から70年代にかけてブルーノートを始め、リバーサイド、プレスティッジ、インパルス、アトランティック、ヴァーブ、CTIなどたくさんのレーベルで録音をやっているが、ブルーノートの音だけは特別なのである。やっぱりアルフレッド・ライオンの感性が凄かったということだろうな〜?
いやいや美味しいものを聴かせて頂きました。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 51590
Artist/Group Art Blakey & the Jazz Messengers
Title A Night in Tunisia
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Blue Note
Prefix BLP 4049
Issue Year 1960
Media 12" LP
Recording Monaural
Label Blue & white lbl w/ "47 WEST 63rd, NYC" adress on lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer Rudy Van Gelder
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover CJ
Sound Grade Kindan no Oto