過去の今週の一枚



リストの見方
Cover Photo A1 Mack The Knife
A2 Easy Come, Easy Go
A3 Orphan Annie
A4 You're A Clown
A5 Gone With The Wind
A6 Hooray For Hollywood

B1 It Had To Be You
B2 Come Rain Or Come Shine
B3 Hershey Bar
B4 A Lover Is Blue
B5 My Heart Belongs To Daddy
B6 The Way You Look Tonight

Arranged By - Jimmy Giuffre
Vocals - Anita O'Day
 
Verce Inc.時代のレコード番号はモノラルに関しては、ジャズのインスト-8000番台、ヴォーカル-2000番台、エラ・フィッツジェラルドのみ4000番台になっている。ステレオは1960年から制作されていて6000番台となっているが、ステレオに関しては50年代後半にモノラルで発売されたものをステレオ化しているものもあり、これはContemporaryが1958年にStereo Recordsとして過去の録音をステレオ化して発売したことと似たようなやり方だと思う。多分、ステレオ録音とモノラル録音を同時にやっていたのではないかと思われるが、出てくる音はステレオにしてちょっと不自然(例えば管楽器はスピーカーの片方にのみあったり、中抜けだったり)なものもあって「これだったらモノラルのほうがいい」と感じる場合もある。Verveのモノラル録音はレベルの高いのがたくさんあるのでますますそんな風に思うのかもしれない。でもこのクール・ヒートにはそんな心配は全くない。アニタ・オデイが中央に佇んで、ジミー・ジェフリーの粋なアレンジを施したオーケストラが自然な定位でスピーカーの存在がなくなり、そしてふくよかなのだ。アニタ・オディの名唱をうっとり聴きこんでしまうのは私だけではないだろう。Verve Inc.のステレオに優秀なものもかなりある。

Cover Photo
Cover Photo
Cover Photo
Order No. 41020
Artist/Group Anita O'Day
Title Cool Heat
Price(Incl. Tax)
Country USA
Company Verve
Prefix MGVS 6046
Issue Year 1960
Media 12" LP
Recording Stereo
Label Stereophonic lbl
Originality Original
Matrix No. Side A
Matrix No. Side B
Engineer
Mastering Engineer
Cover Condition
Vinyl Condition
Cover
Sound Grade Killer Sound