コラム vol.73

第4回 秋の杜 顛末記 (10月10日土曜日 於Yo宅)

今年で秋杜も4回目となります。私が言うのも何ですが良く続きましたね(笑)
今年はレポーターも仰せつかり、レコード係もやった都合上全くメモも取ってなかったので何を書こうか?・・・でも覚えてない事がわかると「大変だ!」と思い始めたところbassclefさんがある程度書き込んでくれましたし、「参考に」と言って備忘録的なメールも頂き感謝感謝です。・・・と言っても間違い勘違いはお許しを(笑)

朝一番の到着は洗濯船Mさんでした。前夜長野からの夜行バスで早朝大阪入りして、藤井寺近辺の寺や古墳巡りをされてきたとか・・・レコード担いで・・・お若い!早速お茶と共に何枚かレコード聴きを始め、「皆さん来てからではちょっと恥ずかしい」と言いながら松田聖子「風立ちぬ」のLPとEPを取り出されました。後から到着のI井さんと「ジャケ良いですね」と言いながらLPから試聴・・・悪くないけど伸びやかさが足りない・・・そこでカートリッジをJからHEに・・・これがぴったりの音、声の透明感も出てGoodになりました。ところがEPでは出すぎというかやりすぎの音・・・そこでHEからJに戻すとこれがぴったり、落ち着きとキュートな雰囲気を取り戻しました。音源は同じでもマスタリングでこんなに違う良い経験となりました。ちなみに杜の途中で比較したクリス・コナーはE-Monoでやりましたが、翌日一人でオリジ10インチをSPUで聴くともう一回り良い音でした。

その後、名古屋方面からbassclefさん、konkenさん、マントさん、そして大阪の新しい仲間のDenpouさんやMusashi no Papaさんが到着しました。bassclefさんから「杜の前に是非」と言う事でbassclefさんのブログでRiversideのステレオVSモノの話題の中心だったCanonballのThings are Getting Betterの聴き比べをしました。先ずDenpouさんのモノオリジとbassclefさんのモノ2ndの聴き比べ・・・2枚は同じマスタリングと思われ、ベースが薄い感じがあって、2ndはbassclefさんの仰るとおりちょっと歪っぽい所もありました。ステレオ盤は私見ではRiversideのCanonballの最も良い録音と思いますが、その良さをわかって頂けたようです。
そろそろ腹が減ったしランチタイムとしました。遅れてDukeさんも到着、Bowieさんが午前に仕事が入ったとかで遅れる様子なので20分遅れで杜の会を始めました。


藤井寺に集まった杜の皆さん


先ずはkonkenさんのトークタイムからです。Konkenさんの音楽史とも言える若かりし頃好きだった2枚から始まりました。ブラスロックのChase、そしてKing Crimson・・・これは日本盤ですがかなり良い音でDukeさんが「オリジ聴いてみたい」・・・同感です。プログレでもとても聴きやすい曲でした。そしてDeep in a Dreamの3連発、皆良かったですが聴いた事のないサミーが新鮮でとても良かったです。間に今年新譜で気に入ったとかで買われたCDを挟んでNearness of youの3連発。Tootsのハーモニカ、Miltのヴァイブ、Darleneのボーカルと三者三様で、この曲ならヘレン・メリルが入りそうな所でこの3人とはkonkenさんの趣味の良さが現れていると感じました。最後にMilesのSomeday〜の別テイクCDです。聴きなれた一般テイクの刷り込まれた私には「?」と言う感じで、一度では入り込めなかったです。もう一度聴いてみたいと思いました。


konkenさんのトーク

次はMusashi no Papaさんのパーカーに始まるサックス奏者尽くしです。パーカーの師匠格とのことのHenry Buster Smithからです。上手く言えませんがトーンとアドリブの吹き回しになるほどと思えるところがありました。そしてパーカーの大希少盤Dial 201からLover Man、状態の良いこの盤から艶やかで滑らかなパーカーが聴こえました。とても発狂寸前などとは思えません。そしてパーカーのインタビュー盤・・・う〜んわからん(すみません)・・・後はレコード係をしていてすべてサックスなのでどれが誰だか記憶が飛んでしまってかいつまんで・・・ごめんなさい。ここで大銘盤、Jackie Maclean / Bthlehem6045 Left Aloneモノ盤です。日本盤で聴きなじんだこの曲もオリジを聴くとこれがマクリーンのアルトだと思いました。日本盤は太く作りすぎているようです。心に沁みました。そしてヘタウマのSonny Coxピッチが外れるアルト(これでしたよね?)う〜ん面白い、馴染むと振り払えない(笑)。そしてVito Price Argo 631 他ではほとんど出てこない人ですがこのアルバムだけ希少人気盤です。人気盤だけあってトーンも吹き回しも惹かれますね。そしてDick Johnson Riverside 253 ジャケだけは知っているが買おうと思ったことの無い盤です・・・実に良いです。好きになりました。そしてPapaさんが最も好きというDavid Murray ねじれ系ながら深みのあるトーンで唄心もなかなか、Papaさんの好みが伺い知れる所です。最後が私的にも気に入っている(夜に別の盤も聴かせて頂きました)Chris Woodsです。温かみのあるトーンで好きです。でもPapaさんのレコードは手に入らないものばかり・・・残念!


Musashi no Papaさんのトーク

ティータイムを挟んでレコード聴きまくりタイム・・・ここからは何がなんだかわかりませんので記憶になるものだけです。すみません。
先ずは初参加のDenpouさんのBilly Taylor / Taylor Made Jazz(Argoプロモ盤で赤青緑?の3色カラー盤)これが盤の派手さにかかわらずとても良いのです。サックスが誰だという話になってbassclefさんがこのスケベアルトはホッジスでは?と言い出してジャケには無かったのですが、Rabbitという表示を見つけてホッジスで決着・・・音も良い!そしてDenpouさんがお持ちになった口開けジャケのクリス・コナー バードランドの子守唄(バーラベル)と私の一般口閉じジャケ(リーフラベル)そしてついでに10インチでの聴き比べとなりました。聴き終わって人気投票をしまして1位10インチ2位リーフとなりましたが、この盤ではリーフとバーはほとんど変わらず、そして10インチが艶っぽくて良いのですがおとなしい印象でした。

その後クラシック偏に変わり、Bowieさんがグルミュオーのバッハ無伴奏をお持ちになったので私のミルシュテイン(ドイツ盤とイタリア盤)の3枚聴き比べをしました。曲目はソナタ1番です。ミルシュテインは独盤と伊盤でどちらが良いという事ではなく厳格な独盤と艶やかな伊盤と言う事で同じ音源ながら雰囲気の違う所を聴いて頂きたかったのですが、ソナタ1番では大きく違わなかったです。グルミュオーはしなやかで艶やかな演奏がとても良かったです。続いてマントさんが聴き比べしたいという事でクレンペラーの田園の英盤と仏盤、ミンシュの幻想交響曲の仏盤のオリジナルとリマスター2ndの2種です。クレンペラーは仏盤が艶があって雰囲気がとても良かったように思います。ミンシュの方は2ndが4楽章のダイナミックな演奏の所の迫力があって素晴らしいのですが、弦の艶、しなやかさでは1stかなと思いました。

聴き比べ第3弾として、洗濯船Mさんがお持ちになったデューク・エリントンのマスターピース緑ラベルオリジを持ってこられました。私の手持ちのグレー6eye2ndと聴き比べました。この時代の録音としては素晴らしい音ですが、やはり緑オリジナルは鮮度感、音の粒立ちともに一枚上手でした。
他はbassclefさんのキャノンボールのKnow What I Mean(オランダRiverside)からGood By・・・このオランダ盤はとても良い音でした。Good Byつながりで私のBarney Wilen / La Note Bleue(仏IDA)からも聴いて頂きました。他はJonny Griffin / The Man I Love(英Polydor)からSophisticated Lady、bassclefさんのJames Moody / Moody(PrestigeNYC)からIt Might As Well Be Spring、PapaさんのBilly Wallaceなどなど
そしてDukeさんのAudrey Hepburn / Funny Face(Verve)・・・上手くはないがとてもキュートでした。

そうこうしている内に宴会タイム・・・毎度おなじみの梅乃家でワイワイやりました。初対面の方も多い中ですが、数時間音楽&レコード談義をした中はすぐに打ち解けて和やかな会となりました。

その後拙宅に戻り2,3曲聴いた後でDukeさんがお疲れの様子、マントさんと隣駅の宿に引き上げられました。その後の曲はあまり覚えていませんが、DenpouさんのRiversideのレアオムニバス盤Jazz for Lovers(244)からClark TerryらのStardust、(オリジナルはRLP237)これが音も良いし初期のオムニバス盤は音も良い事がわかりました。次にStardustつながりでDonald Byrd / Byrd in Parisも聴いて頂き、10時になったのでお別れもStardust / Lester Young / President(Norgran1005)でお開きとしました。


皆様お疲れ様でした。又お会いできる日を楽しみにしています。
書きました内容は酒も入っていい加減という事で間違いはお許しを願います(訂正は杜に書き込んでください)

By Yo

TOP MENU


お問い合わせ:info@ninonyno.ne.jp
ご注文   :order@ninonyno.ne.jp
お電話   :092-963-2153 (10:00〜20:00)
ファックス :092-963-2154 (24時間受付)
ninonyno