店主のひとりごと

 

  • 2022年01月13日(木)15時56分

靴ひも

一昨年の2月にコロナが始まって以来出張を全くやっていないので身につけるものを殆ど買っていないのだ。以前は出張があるとやっぱり身だしなみは最低限必要ということで少しずつ買い替えていたのだが、その機会がないので殆どそのままである。中でもスニーカーは1足しか持っていなくて、ずっと履きっぱなしだからボロボロになってしまったので昨年末買い替えることにした。

最近は殆ど毎日ウォーキングをしているので運動靴がいいだろうと思い、ナイキの少し底の厚い運動靴にしてみたが、ウォーキングにはいいものの車の運転にはどうもイマイチ、底が厚過ぎてアクセルやブレーキの感触が遠く感じる。運転には底の薄いほうが合うのではと思いもう一足、薄底のコンバースを買った。運転してみて、この感触だったら大丈夫となった。

本日は博多の病院に行く日。以前はJRを使って行っていたが、コロナ以来車でお出かけするようになり、本日も当然車で出かけた。新しい靴で長距離というほどでもないのだけど、これまでは古賀市周辺だけしか走っていなかったので古賀~博多間、大体片道4、50分くらいは?と思ったが問題なかった。

K医院では先生と看護師さんに新年のご挨拶をして、数ヶ月ごとにやる身長、体重&血圧の測定になった。
担当はYさんである。いつものように笑顔で対応してくれるのが嬉しい。
で、先生に最近の状況について「普通です」とか言って診察は簡単に終わった。
「では失礼します」と言って診察室を出たところへYさんが追いかけてきた。

「新納さん、ちょっと」
とおっしゃるので立ち止まって振り返ったとこに、Yさんが「靴ひもが」と言いながらスッと屈み込んで靴ひもの緩みを締め直してくれたのである。体重測定の際に一度靴を脱いで、その後靴ひもをしっかり締めていなかったのだ。


「エッ!」
一瞬の出来事に、私は「有り難うございます」としか言えなかった。

最近は自分以外の人に靴ひもを締めてもらったことなんかないし、もちろん奥さんにもやってもらったことはない。
感激のあまり頭がクラクラしてきた。


Doris DAy / i Have Dreamed

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  • 2022年01月03日(月)10時21分

Corner Watayuki

2022年新春、福岡は穏やかな晴れ日和のお正月になりました。元旦だけお休みして2日から仕事を始めています。

ちょっと面白いグッズが手に入りましたので紹介してみます。
昨年12月初めKRYNAの佐藤さんが見えました。初めていらしたのでまずは「泉谷しげる/光と影」をかけて、その後色んなレコードをかけてレコード談義に。KRYNAさんはオーディオメーカーですから、アンプ、ケーブル、アクセサリー等いろんな製品を制作しています。大いに盛り上がって佐藤さんがお帰りになるときに、「ルームチューニング材を作りましたので、東京に戻ったら送ります。テストしてください。」とおっしゃいながらパンフレットで概要は説明していただきました。定在波をコントロールするためのグッズでコーナーにセットするタイプとのこと。私は以前から定在波の問題には関心があったので、「ひょっとしたら効果的かもしれない」と。

数日後送ってきたのは”Corner Watayuki”(コーナー・ワタユキ)という、綿を材料に天井や床の4隅にセットするタイプのグッズでした。10年以上以前、勝浦にいたときハーモニクス RFA-78というコインみたいなルームアコースティック対策用のグッズを使っていて部屋のコーナー対策の重要性は分かっていたつもりでしたが、最近はチューブトラップを置いているだけで他にはやっていなかったんですね。

早速スピーカー後方(リスニングポイントから見たら前方)の天井コーナー2箇所にセットしてみました。
音を出してみると明らかにSN比が向上しています。それに音像の輪郭が若干改良されたのと高さ情報も少しだけど増しています。全体的に整理されて臨場感の向上にはある程度の効果がありました。2個だけでこれだけの効果ですから、前方下部に2個加えて4個ないしは部屋の後方にも加えて合計8個セットすれば相当な変化があるかもしれない。期待大のグッズです。

注意点は、コーナーがフラットの状態であればピタッと取り付けられますが、我が家は床にも天井にも枠みたいな出っ張りがあります。これは他のお宅も似たようなものですので、取り付ける際にはコーナーの状況に応じた工夫が必要かもしれません。

Corner Watayuki(コーナー・ワタユキ)

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  • 2021年11月25日(木)08時43分

F本さんからのメール

今朝、午前のクロネコヤマトの便でレコードが届きました。
いつもながら、とても丁寧な梱包とそして「白ジャケ」「紙スリーブ」での発送に感謝しています。
早速、アキュフェーズのプリメインアンプ(E-370)の電源を入れ、こういう時に活躍するSONYの CDプレーヤー(CDP-X5000)をオートリピートで回し、小音量でスピーカーを半日鳴らしっぱなしにしておきました。
夕食後、LINN LP12のターンテーブルに届いたLPを載せ、SMEトーンアームでSHURE V15TYPEⅢ の針をそっと置きました。
どのアルバムを聴いても、枯れることない泉から湧き出る水のようなスタン・ゲッツのアドリブに堪能し、ギターとのシンプルなデュオのズート・シムズに酔いました。(ちなみに「源泉かけ流しの温泉の様なアドリブ」という形容を僕はオスカー・ピーターソンのライブ演奏にしています♪)
村上春樹さんの「さよならバードランド 私的レコードガイド 46章④」を読み返しました。全くマークしていなかったレコードでした。
「商品詳細」で解説していただいたおかげで辿り着きました。本当にありがとうございます♪

そうそう愛用しているスピーカーは、ステレオは30年前に自作した2Wayバックロードホーン、モノラルは半年前に自作した JBL D130と075ツイーターの大型バスレフです。
モノラル盤は、モノラル1本のスピーカーで聴くと本当に愛すべき音になることがよく分かりました♫
ではまた、よろしくお願いします♬

F本

左:Stan Getz / The Soft Swing (Verve MGV-8321)
右:Zoot Sims / Bucky Pizzarelli / Nirvana (Groove Merchant GM-533)

アップロードファイル 167-1.jpgアップロードファイル 167-2.jpg

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  • 2021年11月09日(火)10時46分

秋から冬へ

寒~イ、今朝は極端に気温が下がって風も強い。少し早い冬の到来では。
午前中、西銀(西日本シティ銀行)に行ったら、駐車場でガードマンさんがYシャツ姿で車の整理をやっている。つい「寒いでしょう、何か着ていないと」と声をかけたところ、少し震えながら「寒かったですね、今日は」とおっしゃる。若くはないのに大丈夫かな?

ステレオ用のカートリッジはZYX R-100を使っているのだけど、透明感のある音でレンジも広くお気に入りである。しかし、7~8年は使っているので少し歪みが出るようになった。針先交換の時期のようだ。ただ、R-100は生産終了になったみたいで、針先交換の場合同じ性能を求めると価格がかなり高くなったものに交換になるらしい。
あまり高いカートリッジは使いたくないなと思い、手持ちのGrado Sonataに交換することにした。価格的にはR-100の半額くらいで、傾向として暖かい音は出るもののR-100ほどの透明感は期待できない。
結果は期待通りでやっぱり透明感というかキリッとした部分が足りないのである。これは以前も聴いていたので分かっていたことだが、何とかしたい。

あれこれ考えていると思いついたことがあった。接続ケーブル類は殆ど床から浮かしているが、5mほどあるプリ、パワー間の一部、1.5mほどが床面に接触しているのである。他の部分はスポンジゴムで持ち上げているのだが、たまたまスポンジゴムが足りなかったのでそのままにしていた。全部持ち上げたらどうなるのかなと思い、残りの部分もやってみることにした。

ホームセンターから厚さ10mm×250mm×250mm、板状のスポンジゴムを買ってきて、50mm×60mmにカットして、ケーブルが床に接触している部分を持ち上げてみた。
何と、音の暖かみは以前と変わらないものの透明感の不足が気にならないようになって、「こちらのほうがいいのでは?」と思えるようになったのである。
早くやっとけば良かった。


左:対策前
右:対策後

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  • 2021年09月14日(火)09時06分

かかりつけ医

昨日、博多駅近くのK医院に行った。
まだ新宮町にいた10年以上前、逆流性食道炎になったことがあり近くの病院を数箇所回ったがいい方向に向かうようなところがなかったので、探していて見つけたのがK医院である。
処方された漢方薬を飲み始めると、効果てきめん、数日後には胃腸の調子が良くなったのである。
ある程度年齢を重ねてくると体のあちこちにおかしいところが出てくるので先生に相談するようにいなって、それからK医院が私のかかりつけ医になりほぼ1ヶ月に一度は通院している。

ただ、古賀市に住んでいる私のかかりつけ医が福岡市にあるというのも不便なところもある。例えばワクチンの接種にしても、K医院でもやってはいるが私は古賀市でしか受けられないのである。

いつ頃かははっきりしないが、K医院に素敵な看護師さんがいるのに気がついた。長年通っているのでスタッフの皆さんとは顔見知りになっていて、朝早く行くと受付の方はじめ皆さんと「オハヨウゴザイマス」の挨拶をするのだけど、どこの病院もこれは同じで大体事務的ないしは普通の挨拶である。ま、当然のことだけど。
しかし、K医院には一人だけとびきり爽やかな笑顔で挨拶してくれる看護師さんがいるのだ。
そのことに気づいて後、受付の方に「笑顔の素敵な彼女のお名前は?」と尋ねたら「Yさんです」とのこと。ついでに「私はYさんのファンです」と言ってしまった。

でもね、患者と病院のスタッフさんという立場はなかなかお話出来る機会もないのである。いつも簡単に挨拶する程度。仕方ないか。

昨日の話に戻るが、K先生と私の病状(大した病気があるわけではないが)について話をしていて、「今日は採血しましょうか」となった。
診療室とは別室での採血、担当はYさんである。
Yさん:「腕を出してください」
いつも採血や静脈注射は右腕なので出してYさんの手が触れるか触れないかのうちになんと手が震えだした。
Duke:「Yさんから触れられたらドキドキします」


Yさん:「私も、です」


Abbey Lane / Lady In Red

アップロードファイル 165-1.jpg

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